飯能まつり 完全ガイド 2026HANNO MATSURI
笛と太鼓、提灯の灯り、そして11の町内が守り継ぐ山車・屋台。市民の笑顔があふれる2日間の裏側にある、人々の「見えない時間」まで丁寧にご案内します。
11月の初め、奥武蔵の山々が色づきはじめるころ、埼玉県飯能市の中心市街地は笛と太鼓の音に包まれます。飯能まつりは、神社の祭礼に始まり、昭和46年(1971)に市をあげての祭りとして生まれ変わった、飯能市最大の行事です。この記事では、日程や交通の情報だけでなく、祭りを形づくる11の町内の人々がどれほどの時間と心を注いでいるのかを、できるだけ丁寧にお伝えします。
飯能まつりとは? 歴史・日程・11町内の山車を知る
祭りの原点 ― 「お諏訪さま」の獅子舞が街にあふれた時代
飯能の町は、江戸時代には飯能村・久下分村・真能寺村(いまの原町)の3つの村をひとまとめにして「飯能町(宿)」と呼ばれていました。江戸の初めから縄や筵を扱う「縄市」が立ち、のちには絹織物も扱われるようになって、町は大いに栄えます。祭りの原点は、この町の鎮守である飯能諏訪八幡神社(通称「お諏訪さま」)の祭礼にあります。永正13年(1516)に勧請された古い神社で、祭礼には安永年間(1770年代)の開始とされる三匹獅子舞が奉納されていました。獅子舞が境内だけでなく隊列を組んで氏子の5つの町をめぐったため、見物人が街中にあふれ、商店の売り出しも盛んで、近隣一番の大きな祭礼だったと伝えられています。
明治の半ばになると、祭礼に山車・屋台を曳いてお囃子を奉納する町内が現れます。明治15年(1882)の原町を皮切りに、河原町、三丁目、一丁目、二丁目、宮本町が大正末までに、戦後すぐには前田と柳原が、それぞれ山車・屋台を手に入れました。昭和32年(1957)の市制施行・市域合併記念祭で、祭礼はひとつのピークを迎えます。ところが1960年代、世の中が高度経済成長期に入ると、古い神社の祭礼は顧みられなくなり、せっかく手に入れた山車や屋台もあまり曳かれなくなってしまいました。
流れを変えたのは、昭和40年代に高まった郷土を見直す機運です。明治百年記念(1968)やディスカバー・ジャパン・キャンペーンの時代に、観光協会、商工会議所、地元の商店街、自治会が中心となって飯能まつり協賛会が組織され、昭和46年(1971)に第1回「飯能まつり」が全市をあげて開かれました。市街地の山車・屋台の曳行に加えて、郊外地区の囃子団体による居囃子の競演、各神社に伝わる獅子舞、鳶組合の梯子乗り、民踊流しパレード、小学生の鼓笛隊、市民による模擬店など、盛りだくさんの内容でした。その後、回を重ねるごとに参加団体が増え、中山・双柳・本郷の各町内も加わって、現在は11町内が曳き廻しを行っています。
飯能まつりの山車・屋台 11台のプロフィール
飯能まつりに参加する山車・屋台は、川越まつりに代表される人形を乗せた「江戸型山車」と、唐破風屋根や彫刻が特徴の「屋台型山車」に大別されます。町内ごとに由来も姿も違い、どれも町の宝として大切に受け継がれてきました。囃子の流派は、神田大橋流と小田原若狭流の2系統です(奥むさし飯能観光協会の公式資料にもとづきます)。
| 町内 | 形式・建造 | 来歴と見どころ | 囃子(流派) |
|---|---|---|---|
| 一丁目 | 屋台型・大正9年(1920) | 総ケヤキ造りで廻り舞台付き。高麗村横手(現・日高市)の岡野桂之助が建造。彫刻は川越の野本義明(当時27歳)の作で「鳳凰」「龍」「鯉滝登り」などが連なる。 | 飯能一丁目囃子保存会(神田大橋流) |
| 二丁目 | 八王子型人形山車・文久2年(1862)建造 | 砂川村五番組(現・立川市)から大正9年に購入。平成24年(2012)に神功皇后像を戴く往時の姿に復原。すき間のない彫刻群が見事。市の文化財。 | 通貳親和會(神田大橋流) |
| 三丁目 | 屋台型(平屋根)・明治中頃に取得 | 多摩地区から加藤清正像を乗せた八王子型人形山車を取得。大正4年(1915)に市街地の電線架設のため平屋根屋台へ改造し、平成25年(2013)に舞台から上を新造。 | 三丁目共鳴会(神田大橋流) |
| 河原町 | 江戸型人形山車・明治30年(1897)製 | 静岡浅間神社の祭礼用に浅草で誂えられ、明治37年に購入。須佐之男命の人形と、八岐大蛇退治を描く幕が見どころ。市の文化財。 | 河原町親水会(小田原若狭流) |
| 宮本町 | 屋台型・大正14年(1925) | 岡野桂之助が新造し、八王子の佐藤光重が精緻な彫刻を手がけた。令和7年(2025)に建造100年を機に解体修理を実施。 | 宮本町囃子連(小田原若狭流) |
| 原町 | 江戸型人形山車・明治15年(1882) | 明治25年に三代目原舟月作の神武天皇像を飾る(市の文化財)。昭和55年の大改修で屋根を入母屋造りに取り替えた。 | 原町囃子連(小田原若狭流) |
| 前田 | 屋台型・昭和22年(1947) | 笠幡村(現・川越市)の名主家旧蔵の彫刻(明治4年作)を基に建造。最上段に諫鼓鶏を据える。 | 前田囃子保存会(小田原若狭流) |
| 柳原 | 屋台型・昭和22年(1947) | 地元の材木商が提供した材で建造。平成に入り、昇降龍・天女の彫刻、銅葺屋根、廻り舞台などの大規模改修で面目を一新した。 | 柳原囃子保存会(小田原若狭流) |
| 中山 | 屋台型・昭和53年(1978) | 中山の大工組合が建造。流麗な曲線を描く銅板屋根が見どころ。令和5年に幕や提灯を新調し、令和7年には錺金具などを修復。 | 中山囃子連(小田原若狭流) |
| 双柳 | 屋台型・平成3年(1991) | 富山県井波(南砺市)で建造された白木造り。「柳に白狐二尾」など定評ある井波彫刻が見もの。 | 双柳囃子連保存会(神田大橋流) |
| 本郷 | 屋台型・平成19年(2007) | 飯能まつりに最も新しく仲間入りした屋台。前柱の「昇降龍」、脇障子の「唐獅子牡丹」など彫刻が各所に。 | 本郷囃子保存会(小田原若狭流) |
飯能まつり略年表 ― 途切れかけた灯を、人の手でつないできた歴史
| 年 | できごと |
|---|---|
| 永正13年(1516) | 飯能諏訪八幡神社(お諏訪さま)が勧請される |
| 1770年代(安永年間) | お諏訪さまの祭礼で三匹獅子舞の奉納が始まったとされる |
| 明治15年(1882) | 原町が山車を建造。以後、各町内が山車・屋台を手に入れていく |
| 昭和32年(1957) | 市制施行・市域合併記念祭で祭礼がピークを迎える |
| 1960年代 | 高度経済成長期に祭礼が顧みられなくなり、山車があまり曳かれなくなる |
| 昭和46年(1971) | 協賛会が組織され、第1回「飯能まつり」を全市をあげて開催 |
| 平成19年(2007) | 本郷の屋台が加わる。同年9月、原町の神武天皇の山車が東京の「江戸天下祭」に参加 |
| 2020~2021年 | 新型コロナの影響で現地開催が中止。2020年はオンラインの「バーチャル飯能まつり」を実施 |
| 2022年 | 3年ぶりに第50回を開催(露天商の出店なし、食べ歩き・飲酒の自粛、交通規制は18時に解除などの制限付き) |
| 令和6年(2024)6月28日 | 「飯能の底抜け屋台行事」が飯能市無形民俗文化財に指定される |
| 令和7年(2025) | 宮本町の屋台が建造100年を機に解体修理される |
| 2026年11月7日・8日 | 第54回(2022年の第50回から数えた筆者の算定で、公式の回数表記は未確認) |
この年表で見えてくるのは、飯能まつりが一度も「ただ続いてきた」わけではないという事実です。山車が顧みられなくなった時代があり、新型コロナで2年続けて現地開催ができなかった年もありました。そのたびに、町の人々が灯をつなぎ直してきたのです。次のセクションでは、その「つなぎ直す力」の正体を、祭りの舞台裏から見ていきます。
山車が走り、囃子が響く2日間は、祭りのほんの一部にすぎません。笛の音ひとつ、提灯ひとつの裏側には、一年を通じて積み重ねられた稽古と手入れがあり、行政・商店街・町内会が何か月もかけて進める準備があります。このセクションでは、公式資料や各団体の発信から確認できる事実をもとに、祭りを作り上げている人々の「見えない時間」をたどります。
祭りの舞台裏 ― 稽古、修復、運営に注がれる「見えない時間」
11の町内、13の保存団体 ― 夏と秋、年に二度の晴れ舞台
飯能市は令和6年(2024)6月28日、市内の底抜け屋台行事を飯能市無形民俗文化財に指定しました。保護団体は飯能底抜け屋台行事保存会で、対象は一丁目・二丁目・三丁目・河原町・宮本町・原町・前田・柳原・中山・双柳(稲荷神社氏子)・本郷・浅間・平松の13の町内会・自治会・氏子です。市内では現在13台の底抜け屋台が毎年の祭礼で曳かれ、祇園囃子が奏でられています。
これらの町内の多くは、7月の飯能夏祭りで底抜け屋台を曳き、11月の飯能まつりでは山車・屋台を曳きます。一年のうちに二度の晴れ舞台があり、その両方を支えているのが、各町内の囃子連・保存会・親和会といった人々です。たとえば二丁目の通貳親和會は、夏祭りの底抜け屋台も、秋の山車も担う団体で、自らのホームページで山車部会の会員を募集しています。祭りの担い手を「迎える」ことそのものが、町内の大切な仕事になっているのです。
歩きながら叩く ― 底抜け屋台の囃子
底抜け屋台は、床板を張らない簡素なつくりの屋台です。屋台には締太鼓や長胴太鼓が取り付けられ、屋台のうしろに笛と鉦が続き、歩きながら囃子を演奏します(徒囃子)。家々の前で行う門付けでは「シャギリ」と呼ばれるテンポの速い曲が奏でられ、これが底抜け屋台の賑やかさの源になっています(飯能市の公表資料による)。叩き手は歩く速さに合わせて太鼓を打ち、笛と鉦は行列の動きに合わせて音を重ねていきます。立ち止まって演奏する居囃子と違い、足並みと呼吸が揃わなければ成り立たない芸ですから、それだけ稽古が必要なことは想像に難くありません(これは筆者の推測です)。
底抜け屋台は、江戸の天下祭(山王権現と神田明神の祭礼)に江戸時代半ばの宝暦年間に現れたとされ、その後関東各地に広まりました。しかし多くの地域では、道路事情や山車の築造によって使われなくなり、廃れてしまいました。飯能では今も多くの町内で受け継がれており、全国的にも最も盛んな場所のひとつと言われています。
囃子と面踊り ― 耳で覚え、体に入れる芸
飯能の囃子は、神田囃子の系統で、神田大橋流と小田原若狭流の2つの流派が伝わっています。「仁馬」「屋台」「四丁目」といった曲があり、いずれも、おかめ、ひょっとこ、天狐、獅子、外道などの面をつけた踊りが曲に合わせてつくとされます。このうち「外道」は、飯能独特の踊りだと言われています。山車の囃子台の上では、走行中も停車中も、囃子手と踊り手が演じ続けます。
山車の上でひょっとこや狐の面をつけて踊る姿は、見ている側には軽やかに映ります。けれど、囃子のリズムと踊りの型を合わせ、山車の揺れの中で演じ続けることは、体に染み込ませてはじめてできるのではないでしょうか(これも筆者の推測です)。引き合わせという「見せ場」で他の町内と向かい合うために、各町内の保存会が磨いてきた芸だと思って眺めると、同じ踊りが違って見えてきます。
百年を超える山車を守る ― 修復と新調の積み重ね
山車・屋台は、造って終わりではありません。飯能まつりの11台には、建造から100年前後を迎えるものが多く、定期的な修復が欠かせません。二丁目の山車は、平成24年(2012)に、秩父の社寺専門の工房で、神功皇后像を戴く往時の姿に復原修理されました。三丁目は平成25年に、中山の職人の手で、土台と彫刻を残して舞台から上が新造されています。柳原は平成に入って昇降龍・天女の彫刻や銅葺屋根を新調する大規模改修を行い、宮本町の屋台は令和7年(2025)に、建造100年を機に八王子の専門業者による解体修理を受けました。中山は令和5年に幕や提灯を新調し、令和7年には台輪の錺金具などを修復しています。
山車は、時代の変化にも合わせて姿を変えてきました。三丁目の山車は、もともと人形を乗せた山車でしたが、大正4年(1915)に市街地へ電線が架設されたことから、現在の平屋根の屋台に改造されたと伝えられています。背の高い人形が電線にかかってしまう事情があったとみられます(筆者の推測)。町の景色が変われば、祭りの道具も変える。そうやって、飯能の祭りは時代を生き延びてきました。
「祭りの運営」という仕事 ― 書類、届出、そして協賛
祭りの舞台に立つ人だけが、祭りを作っているわけではありません。飯能まつりを主催するのは、観光協会・商工会議所・地元の商店街・自治会などが力を合わせて昭和46年(1971)に組織した飯能まつり協賛会です。現在の事務局は一般社団法人奥むさし飯能観光協会が担っています。2026年を例にとると、7月23日に「令和8年飯能まつり 協賛のお願い」、8月27日に出店者向けの案内、9月4日にステージ・パレード・市民マルシェの申込案内が公表されました。
出店には、出店申請書兼誓約書に加え、道路を使う場合は道路使用許可申請書(飯能警察署)、火気器具を使う場合は露店等の開設届出書(飯能消防署)、食品を扱う場合は臨時出店の概要(狭山保健所)などが必要で、提出期限は10月2日(金)でした。これらの取りまとめと提出を、協賛会事務局が引き受けています。さらに2026年の案内には、駅前通り(飯能駅北口~東町交差点手前)は山車の運行と歩行者の安全確保のため、歩道への出店ができないと明記されています。山車の通る道を空けておく、という一行にも、事故を起こさないための綿密な調整が込められています。交通規制、出店の位置、囃子の演奏場所、赤ちゃんの駅の運営まで、見えない調整は何か月も続いているのです。
「この熱量、3年分」― 灯を絶やさなかった人々
2020年と2021年、飯能まつりは新型コロナの影響で、2年続けて現地での開催が中止されました。それでも人々は祭りを手放しませんでした。2020年には、このまま何もせずに終わるのは寂しいと、商店街連盟内に「バーチャル飯能まつり実行委員会」が立ち上がり、飯能市郷土芸能保存会などの協力を得て、本来の開催日だった11月7日・8日にバーチャル飯能まつり2020を催しました。また2022年7月には、二丁目町内会が、夏祭りの中止にあたって、町内の無病息災と疫病退散を祈願する独自の代替行事として、祇園底抜け屋台で町内を廻りました。
そして2022年11月、約3年ぶりの第50回が開かれます。第50回飯能まつり検討部会(代表・市川宏明氏)は、「#この熱量、3年分」を合言葉に、開催を応援する取り組みを1年間続けました。露天商の出店なし、食べ歩き・飲酒の自粛、交通規制は18時に解除といった制限付きの開催でしたが、検討部会は、例年と比べて小さく見えても中身は決して小さくない、という思いでこの祭りの楽しみ方を発信しました。
次の世代へ ― 子どもたちの鼓笛隊から手古舞まで
祭りは、人を育てる場でもあります。昭和46年の第1回から、小学生による鼓笛隊が行列に加わりました。2日目の山車の先頭には、華やかな衣装の女の子たちによる「手古舞」が立ちます。手古舞は、花笠を背負い、重ね着した着物を片肌脱ぎにして、裁着袴(たっつけばかま)姿で鉄棒を引きながら、山車隊列の露払いをつとめる役です(埼玉県の観光公式紹介による)。山車・屋台は、一対の万灯と、この手古舞に先導されて曳き廻されます。
2026年には、市内の6つの囃子連(坂石町分・上畑・直竹・浅間・下畑・岩渕)が居囃子に出演し、地元の高校や大学、市民の吹奏楽団が野外音楽会で演奏します。若い世代が舞台に立てるのは、先に積み重ねてきた人たちがいたからです。見物のときは、ぜひ、曳き手や囃子手の年齢の幅にも目を向けてみてください。
これだけの時間と心が注がれた祭りの、どこを見れば「すばらしさ」が伝わるのか。公式資料が示す見どころと、筆者がおすすめする見方を、8つにまとめました。どれも、知ってから見ると景色が変わるものばかりです。後半には、2026年の公式プログラムを、土曜・日曜の別に整理しています。
「ここを見てほしい」― 人々の想いが宿る8つの見どころ
① 山車の引き合わせ ― 囃子と面踊りの「競演」
飯能まつりの最高潮は、11か町の山車・屋台が向かい合い、囃子と面踊りを掛け合う「引き合わせ」です。奥むさし飯能観光協会などの公式資料は、日曜の夜に11台の山車が揃い、提灯に明かりが灯り、各町内の囃子手が、それぞれの囃子や面踊りを競い合う場面を、演じる人も見る人も気分が最高潮に達する瞬間として紹介しています。2026年の引き合わせは、日曜の昼(14:40~15:00・東町交差点)と夜(19:30~19:50・飯能駅前通り)の2回です。
見るときは、まず耳を澄ませてください。向かい合う2つの町内が、同じ曲を違う調子で奏でたり、テンポを少しずつ上げて相手に挑んだりします。囃子手の表情、曳き手の掛け声、踊り手の面の動きを順に追うと、「競う」ことの楽しさが見えてきます。昼は山車の彫刻や幕の細部が、夜は提灯の明かりと音の迫力が主役になります。昼と夜、できれば両方をご覧ください。
② 山車総覧 ― 11台が一堂に揃う、一年でいちばん贅沢な時間
日曜14:20~14:40、東町交差点には、市内の山車・屋台11台がすべて揃います。公式日程でも「山車全11台が揃うポイント」と案内されています。江戸型人形山車と屋台型山車、人形、彫刻、幕、提灯と、町内ごとの個性を一度に見比べられるのは、この時間だけです。町内によっては、総覧時に写真撮影などのサービスを行うこともあります。
見どころは、並んだ姿を「見比べる」ことです。高欄の彫刻の題材、屋根の曲線、廻り舞台の有無、人形の表情。11町内の山車が建てられた時代は、明治から平成までの100年以上に及びます。山車を一台ずつ年代順に眺めるだけで、飯能の町の歩みが読み取れるはずです。
③ 底抜け屋台の夜 ― シャギリの賑やかさ
土曜の夜、飯能市指定無形民俗文化財の底抜け屋台が、交通規制区域内を巡行します(17:00~20:30頃)。床のない屋台の中で叩き手が歩きながら太鼓を打ち、笛と鉦が後ろに続きます。屋台と屋台が出会ったときや家々の前では、テンポの速い「シャギリ」が奏でられます。19:50~20:00には、飯能銀座通りで引き合わせが行われます。
底抜け屋台の見どころは、「近さ」です。山車と違って屋台が低く、演奏者の顔と手の動きが間近に見えます。歩く速さで音が移動していくので、通りに立って、屋台が目の前を通り過ぎるときの音の変化を味わってみてください。江戸の天下祭に由来するこの芸を、飯能が今も多くの町内で受け継いでいることを、ぜひ体で感じてほしいと思います。
④ 面踊りと「外道」― 山車の上の小さな舞台
山車や屋台の囃子台の上では、おかめ、ひょっとこ、天狐、獅子、外道といった面をつけた踊りが、曲に合わせて演じられます。このうち外道は、飯能独特の踊りと言われています。
見るときは、踊りと囃子の「ずれのなさ」に注目してください。曲が変わると踊りも変わり、山車が揺れても動きが崩れません。一つひとつの動きは、各町内の保存会が代々伝えてきた型です。面に隠れた表情を想像しながら見ると、踊り手の呼吸まで伝わってきます。
⑤ 手古舞と万灯 ― 山車を先導する露払い
山車・屋台は、一対の万灯と、華やかな衣装の女の子たちによる手古舞に先導されて、曳き廻されます。花笠を背負い、重ね着した着物を片肌脱ぎにして、裁着袴姿で鉄棒を引く姿は、凜々しく、見る人の目を引きます。山車の通り道を清める露払いの役を、子どもたちが担っているのです。
手古舞の見どころは、列の「先頭」にあります。山車の本体ばかり見ていると見逃してしまいますが、少し手前の位置で待っていると、手古舞の列が先にやってきます。山車の到着を知らせる合図であり、祭りの空気が一瞬で引き締まる瞬間です。
⑥ 彫刻・人形・幕 ― 町内ごとの「宝」を見比べる
11台の山車・屋台は、どれも彫刻や人形、幕に町内の誇りが込められています。一丁目の屋台は、川越の野本義明が27歳のときに手がけた「鳳凰」「龍」「鯉滝登り」などの彫刻で飾られています。双柳は富山県井波の職人による白木造りで、「柳に白狐二尾」の彫刻が有名です。河原町には須佐之男命の人形と八岐大蛇の幕、原町には三代目原舟月作の神武天皇像が飾られ、神武天皇像は飯能市の有形民俗文化財にもなっています。
おすすめの見方は、昼の山車総覧のときに、気になる町内の山車を一台決めて、彫刻をじっくり眺めることです。たとえば高欄の龍の目、屋根の曲線、廻り舞台の仕掛けなど、近づいてはじめて気づく細部があります。あわせて、第2セクションで紹介した修復の歴史を思い出すと、傷や継ぎ目さえ愛おしく見えてきます。
⑦ 居囃子・獅子舞・三宅太鼓・神輿 ― 日曜の「もうひとつの主役」たち
日曜は、山車以外にも見どころが目白押しです。居囃子は、さがみ典礼駐車場と飯能銀座通りの長寿庵駐車場に座を設け、坂石町分・上畑・直竹・浅間・下畑・岩渕の6つの囃子連が午前と午後に演奏します。喜多川神社に伝わる獅子舞は、広小路交差点で12:40~13:10と15:00~15:40の2回、三宅太鼓も4か所で披露されます。神輿は、飯能壱丁目神輿保存会による練り歩きが8:30~18:00、飯能信用金庫の皆さんによる練り歩きが16:15~17:00に飯能駅前通りで行われます。
おすすめは、居囃子の座で一曲、腰を据えて聴くことです。山車の上と違って、囃子手の手元がよく見え、笛と太鼓、鉦の掛け合いを近くで味わえます。山車の引き合わせの前に居囃子を聴いておくと、「あの曲だ」とわかるようになり、本番の楽しみが倍になります。
⑧ 市民の舞台 ― パレード、よさこい、野外音楽会(土曜)
土曜は、市民参加型のフェスティバルです。13:00から飯能の中心街をパレードが進み、飯能銀座通りと飯能駅前通りではよさこいの固定演技、仲町交差点から東町交差点までは流し演技が行われます。野外音楽会では、地元の高校や大学、市民の吹奏楽団が次々に演奏します。飯能まつりの特徴は、伝統芸能と市民の祭りが程よく融合していることだと、公式資料も伝えています。
伝統の山車祭りを見に来た人も、土曜のパレードやよさこいを見ておくと、「飯能の人たちは、この祭りを自分たちのものとして楽しんでいる」ことがよくわかります。2日間通して見ると、祭りが「見せるもの」ではなく「みんなで作るもの」だと実感できるでしょう。なお、パレードの参加団体、ステージの出演者、マルシェの出店者は、2026年10月9日の時点で公式サイトでは未定とされています。
2026年 公式プログラム ― 11月7日(土)
| 時間 | 内容 | 場所 |
|---|---|---|
| 12:00~20:00 | マルシェ(市民出店エリア)※出店者未定 | 飯能中央通り |
| 12:30~13:00 | オープニングセレモニー(開催宣言など) | 飯能大通り まつり本部前 |
| 13:00~15:00 | パレード ※参加団体未定 | 仲町交差点付近→まつり本部前→広小路交差点→東町交差点 |
| 13:00~13:30 13:45~14:20 16:30~17:20 | よさこい固定演技(①②③) | ①飯能銀座通り ②③飯能駅前通り |
| 13:00~16:20 | 野外音楽会(地元の高校・大学・市民の吹奏楽団が出演、16:00~合同演奏) | 飯能信用金庫中央支店駐車場 |
| 13:00~19:00 | ステージ ※出演者未定 | 飯能中央通り 特設ステージ |
| 15:30~16:15 | よさこい流し演技 | 仲町交差点→東町交差点 |
| 17:00~20:30頃 | 底抜け屋台巡行 | 交通規制区域内 |
| 19:50~20:00 | 底抜け屋台の引き合わせ | 飯能銀座通り |
| 13:00~17:00 | 赤ちゃんの駅(授乳・おむつ替え) | 飯能大通り 飯能商工会議所1階 |
2026年 公式プログラム ― 11月8日(日)
| 時間 | 内容 | 場所 |
|---|---|---|
| 8:30~18:00 | 神輿練り歩き(飯能壱丁目神輿保存会) | 飯能大通りほか |
| 9:30~14:00 15:00~19:30 | 居囃子 午前:坂石町分囃子連・上畑囃子連 / 午後:直竹囃子保存会・浅間囃子連 | さがみ典礼駐車場 |
| 9:00~14:00 15:00~19:30 | 居囃子 午前:下畑囃子保存会 / 午後:岩渕囃子連 | 飯能銀座通り 長寿庵駐車場 |
| 10:00~19:00 | 飯能元気まつり(東北の物産販売と西川材のPR) | 埼玉りそな銀行飯能支店 東側駐車場 |
| 10:00~20:30 | 観光物産市場(飯能市ゆかりの都市や市内のおすすめ店が出店) | 三井のリパーク駐車場(銀座通り) |
| 12:40~13:10 15:00~15:40 | 喜多川の獅子舞(喜多川神社) | 広小路交差点 |
| 13:10~13:30 13:50~14:10 14:40~14:50 16:00~16:10 | 三宅太鼓(4回) | まつり本部前 / 広小路交差点 / さがみ典礼駐車場前 / 飯能銀座通り |
| 14:00~20:00 | マルシェ(市民出店エリア) | 飯能中央通り |
| 14:20~14:40 | 山車総覧(11台が揃う。町内により撮影サービスあり) | 東町交差点 |
| 14:40~15:00 | 山車引き合わせ(第1回) | 東町交差点 |
| 16:15~17:00 | 神輿練り歩き(飯能信用金庫の皆さん) | 飯能駅前通り |
| 19:30~19:50 | 山車引き合わせ(第2回・夜) | 飯能駅前通り |
| 11:00~17:00 | 赤ちゃんの駅 | 飯能大通り 飯能商工会議所1階 |
飯能まつりは、有料観覧席も抽選もありません。山車総覧と引き合わせが行われる交差点や通りに、自分の足で立てば、そこが特等席になります。ここでは、時間と場所の組み合わせから、見どころ別におすすめの観覧スポットを紹介し、後半では、昼の山車・夜の提灯・底抜け屋台・面踊りの4つの場面ごとに、カメラの設定の目安をまとめました。
観覧スポット&撮影設定ガイド ― 無料・抽選なしの特等席を探す
おすすめ観覧スポット6選
場面別 撮影設定ガイド(目安)
以下は、一般的なデジタルカメラ(一眼・ミラーレス)での設定の目安です。当日の天気や光の状態、使うレンズによって適した値は変わりますので、最初の数枚で液晶モニターを確認して微調整してください。11月上旬の飯能の日没は、例年16時40分前後です(目安)。
【場面1】昼の山車総覧・引き合わせ(日 14:20~15:00・晴れ)
1/250秒(停止中)
(曇りは「曇天」)
【場面2】夕暮れから夜の提灯の山車(日 19:30~19:50・飯能駅前通り)
または絞り優先
1/60秒(停止中)
(提灯の赤みを残す)
(提灯の白飛び防止)
【場面3】底抜け屋台の巡行(土 17:00~20:30頃・歩く屋台)
1/30~1/60秒(流し撮り)
(シャッター優先なら自動)
または3800K前後
【場面4】面踊り・手古舞・居囃子のポートレート(日中・日陰も含む)
1/250秒(居囃子)
(日陰は上げる)
(70-200mm)
(日陰は「日陰」)
飯能は、江戸の頃から縄市や絹織物の市で栄え、林業の町として筏で木材を運んだ歴史を持つ町です。祭りの合間に味わえるご当地グルメは、その歴史と結びついたものが多く、すいとん、うどん、味噌付けまんじゅう、四里餅など、食べるほどに町の物語が見えてきます。会場の駅北口周辺から歩ける店を中心に、9つを紹介します。
飯能まつりのグルメガイド ― 筏の町が育てた味を食べ歩く
長寿庵 ― 飯能すいーとん
飯能銀座商店街で昭和35年から続くそば処。飯能産の旬野菜を大きな団子に詰め、生地には飯能産のマカを練り込んだ「飯能すいーとん」が看板で、ぐつぐつ煮込んだ土鍋が冷えた体を温めてくれます。
📍 飯能市仲町7-28(駅北口から徒歩約5分) / 🕐 11:00~15:00(L.O.14:30)・木曜定休(2023年2月の取材時点) / 💴 すいーとん800円(同時点・秋冬春限定)
日曜は、店の隣の駐車場が居囃子の会場になります。囃子を聴いたあとに一杯、という組み合わせもおすすめです。
手打ちそば処 せいたろう ― 手打ちそばと飯能すいーとん
国産の石臼挽きそばが人気で、埼玉県B級グルメ王で優勝した「飯能すいーとん」とのセットメニューが好評です。中国の山岳地帯産のダッタンそばも名物です。
📍 飯能市八幡町13-19(駅北口から徒歩約6分) / 🕐 ランチ11:00~14:30・水曜定休 / ☎ 042-974-3358 / 🚗 6台(祭りの日は規制あり)
こくや ― 武州飯能うどん・肉汁うどん
江戸末期の創業と伝わる、飯能うどんの老舗です。飯能の水で打つコシの強い麺を、豚肉たっぷりのつけ汁で味わう「肉汁うどん」が名物。古民家のお座敷の雰囲気も魅力です。
📍 飯能市八幡町6-9(駅から徒歩約5分) / 🕐 11:00~14:10(L.O.) / 💴 肉汁うどん並800円前後(掲載時点の目安)
竹むら ― 石臼挽きの手打ちそば
石臼挽きの玄そばを使った力強い風味のそばと、国産鰹節の出汁を使った優しいつゆが特徴です。昭和天皇にも献上されたそばの名店として紹介されています。
📍 飯能市仲町14-8(駅から徒歩約5分) / 🕐 11:30~14:45(閉店15:00) / 💴 天ざる1,400円前後(掲載時点の目安)
新島田屋 ― 味噌付けまんじゅう
明治7年(1874)創業の老舗。毎朝蒸し上げる酒蒸し饅頭を串に刺して焼き、甘辛い赤味噌だれを塗った名物で、中にはこし餡が入ります。筏乗りの携帯食だったと伝えられ、焼きたてを店先で味わえます。
📍 飯能市八幡町7-7(駅から徒歩約5~7分) / 🕐 9:00~18:00・月曜定休(季節の行事に応じて開店) / ☎ 042-972-2098
大里屋 ― 四里餅(しりもち)
明治40年創業の和菓子店で、小判形の大福「四里餅」が名物です。飯能で採れた材木を筏に組んで川を下る筏乗りの、お茶菓子だったと言われます。名前は、筏で木材を運ぶ職人が難所を越える際に、体力がないと尻餅をついてしまうことに由来するという話が伝わります。
📍 本店:飯能市永田453(☎ 042-972-3600) / 支店:飯能市中居52-1 / 売り切れ次第終了のため、早めの来店がおすすめです。祭り会場からはやや離れた場所にあるため、地図で位置をご確認ください。
夢彩菓すずき ― 飯能銘菓「げどう」「木楽里」
地元に根付いた郷土銘菓の店。「げどう」はくるみ入りのこしあんをパイで包んだ焼菓子、「木楽里」は地場産業である西川材をモチーフにした菓子です。祭りのお土産にぴったりです。
📍 飯能市仲町6-11(駅から徒歩約7分) / 🕐 9:00~19:00 / 💴 飯能銘菓詰合せ(6個入)1,134円(掲載時点の目安)
五十嵐酒造 ― 清酒「天覧山」
明治30年(1897)創業の地元の酒蔵が醸す、飯能を代表する地酒です。銘柄は、飯能のシンボル・天覧山にちなんでいます。旅行情報誌によれば、酒造期の吟醸仕込みの時期を除き、酒蔵見学もできるとされています(事前にご確認ください)。
📍 飯能市川寺667-1(駅から離れた場所にあるため、バス・タクシー利用が目安) / お酒は、運転される方は召し上がらないようにしてください。
祭り会場のマルシェ・観光物産市場・飯能元気まつり
祭り当日は、飯能中央通りの市民出店エリア(マルシェ)、三井のリパーク駐車場(銀座通り)の観光物産市場、埼玉りそな銀行飯能支店東側駐車場の飯能元気まつり(東北の物産と西川材のPR)で、軽食や物産を楽しめます。出店者は、2026年10月9日の時点で公式サイトでは「未定」と案内されており、駅前通りの歩道には出店できません。現金を用意しておくと安心です。
11月上旬の飯能は、日が当たる昼間は過ごしやすくても、日が沈むと一気に冷え込みます。2日間とも夜まで楽しめるプログラムが組まれているため、服装は「重ね着で調整できる」ことが鍵になります。ここでは、服装の考え方、持ち物、そして屋外で長く過ごす人のためのコスメ・美容対策をまとめました。
服装・持ち物ガイド ― 昼は日差し、夜は冷え込む11月の祭り
服装の基本は「脱ぎ着できる重ね着」
飯能は、奥武蔵の山々の入口に位置する町で、市街地でも、日没後は気温が下がりやすい土地です。例年11月上旬の日中は、薄手のセーターや軽いジャケットで過ごせる日が多い一方、夜には、10℃を下回ることもあります(あくまで例年の傾向で、当日の予報は事前にご確認ください)。山車の引き合わせは19:30、底抜け屋台の引き合わせは19:50と、夜遅くまで屋外で立って見ることになるため、昼の格好のまま出かけると、かなり寒く感じます。
昼(10:00~16:00)
薄手のニットやシャツに、軽く羽織れるジャケットやカーディガン。日差しが強いと暑く感じるので、脱いで鞄にしまえる服が便利です。
夕方から夜(16:30以降)
ダウンベストや中厚手のコート、マフラー、ネックウォーマー。立ち止まって見る時間が長いので、使い捨てカイロも役立ちます。
足元
人混みの中を長く歩き、立ち続けるため、歩き慣れたスニーカーが一番です。夜は足元から冷えるので、厚手の靴下を選びましょう。
雨具
混雑する通りでは傘が周囲の視界を遮ります。両手が空くレインコートがおすすめです。例年は雨天決行・荒天中止と案内されています。
持ち物チェックリスト
- 現金(小銭を多めに):マルシェや出店は、現金のみの店が多いと考えておくと安心です。
- モバイルバッテリー:写真・動画撮影や地図アプリで、電池の消耗が早くなります。
- 使い捨てカイロ・ネックウォーマー:夜の引き合わせを見るなら必携です。
- 折りたたみ式の小さな椅子や敷物:居囃子など、座って聴く場面で役立ちます。ただし、混雑する交差点では使用を控えましょう。
- ウェットティッシュ・ハンカチ・ゴミ袋:食べ歩きのあとの手拭きや、ゴミの持ち帰りに使います。
- イヤーマフ(小さなお子さん連れの場合):太鼓と笛の音は迫力があります。音に敏感なお子さんには、耳の保護をおすすめします。
- 飲み物・常備薬:屋外で長時間過ごすため、水分補給と体調管理を意識しましょう。
- カメラと予備バッテリー・メモリーカード:夜の撮影は電池の消耗が早くなります。
💄 コスメ・美容対策 ― 乾燥・紫外線・夜の冷えから肌を守る
11月は、空気が乾燥しはじめる季節です。屋外で何時間も過ごす祭りでは、風と乾燥、日差し、そして夜の冷え込みが、肌と髪に負担をかけます。次のポイントを意識すると、最後まで快適に楽しめます(一般的な美容の知識にもとづく目安です)。
- 紫外線対策は11月でも必要:昼間に何時間も屋外にいるため、日焼け止めを塗り、2~3時間おきに塗り直しましょう。帽子やサングラスも有効です。
- 保湿は「持ち歩ける」ものを:ミスト化粧水、リップクリーム、ハンドクリームを小さなポーチに。風にあたる顔まわりと唇は、とくに乾燥しやすい場所です。
- ベースメイクは崩れにくく:人混みで汗をかく昼と、冷える夜の寒暖差で、化粧が崩れやすくなります。下地とパウダーで皮脂を抑え、あぶらとり紙やミニミラーを持っておくと、化粧直しが簡単です。
- 夜の提灯の下では血色をプラス:暖色の光の下では、顔色が黄味がかって見えることがあります。チークとリップを少し血色のよい色にすると、写真映えします。
- 髪は風対策を:ゆるくまとめ髪にして、ヘアゴムやピンの予備を持っていくと、風で髪が乱れたときも対処できます。
- 帰宅後はたっぷり保湿:冷えた肌は乾燥しやすいので、帰宅したらクレンジングのあとに、化粧水と乳液で念入りにケアしましょう。
小さなお子さん・ご高齢の方と行くときの配慮
飯能商工会議所1階には、授乳とおむつ替えのための「赤ちゃんの駅」が、土曜13:00~17:00、日曜11:00~17:00に設けられます。夜の冷え込みと人混みを考えると、小さなお子さんやご高齢の方は、日曜の昼の部(山車総覧・昼の引き合わせ)を中心に計画するのがおすすめです。着ぶくれしにくい薄手の防寒着を何枚か重ねて、体温調整をしやすくしておきましょう。
飯能まつりの会場は、飯能駅北口の目の前です。祭りの間は、銀座通りや大通りなどの中心街が全車両通行止めになり、市役所の駐車場も約100台と限られているため、公共交通機関での来場がおすすめです。それでも「どうしても車で行きたい」という方、足腰に不安のある方、ご高齢の方、障害のある方のために、このセクションでは、現実的な方法を詳しくご紹介します。
駐車場・交通手段ランキング ― 電車が一番、でも車で行く人にも道はあります
交通手段おすすめランキング
西武池袋線 飯能駅(北口)
会場は飯能駅北口からすぐ。池袋から特急で約42分、渋谷から約66分(副都心線・小竹向原経由)、元町・中華街から快速急行で約95分、大宮から約50分(川越経由)と、都心から直通でアクセスできます。駅から会場までは、徒歩数分です。
JR八高線・西武池袋線 東飯能駅
八王子からJR八高線で約34分。東飯能駅から会場までは、徒歩でおよそ10~15分です。八王子・拝島・高麗川方面からの方に便利です。
路線バス・タクシー(市内から)
市内の名栗方面やメッツァ方面から、国際興業バスで飯能駅北口へ向かう方法です。ただし、祭りの当日は、交通規制により、路線バスの経路変更やバス停の休止・移設が行われます(2025年の祭りでは、中央通りのバス停が休止し、八幡町・飯能駅北口のバス停が国際興業車庫に移設されました)。2026年の運行は、事前に国際興業バスの公式案内で確認してください。
パーク&ライド:メッツァの駐車場+バス
宮沢湖畔の「メッツァ(ムーミンバレーパーク)」には、約1,100台の駐車場があります(掲載情報では、平日は2時間無料のあと1,000円、土日祝日は1,500円。料金は変更の可能性があります)。ここに停めて、メッツァ直通バスで飯能駅北口に向かう方法が、車で来る方には現実的です。ただし、祭りの当日はバスが迂回運行になる場合があるため、運行状況は事前に確認してください。
飯能市役所駐車場ほか
祭り情報では、飯能市役所の駐車場(約100台・無料)と埼玉県飯能合同庁舎の駐車場が案内されてきました。ただし、台数が少なく、混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が勧められています。2026年の利用可否や台数は、本稿の執筆時点では確認できていません。
交通規制の詳細(例年のパターン)
2026年の交通規制の詳細は、本稿の執筆時点(2026年10月9日)で公式サイトに掲載されていません。例年のパターンとして、2024年は、土曜12:00~21:00が銀座通り・中央通り・大通り・駅前通りの一部で、日曜9:00~21:00が同じ区域で、日曜13:00~21:00が駅前通りの一部と東銀座通りの一部で、全車両通行止めとなりました。2025年も、同様に銀座通り・中央通り・大通り・駅前通りで全車両通行止めが実施されています。2026年も同じ区域・時間帯になる可能性が高いと考えられますが、確定情報ではありません。直前に奥むさし飯能観光協会の公式サイトで、交通規制のご案内を確認してください。
🚗 どうしても車で行きたい場合の対処法
- ①事前に電話で相談する:飯能まつり協賛会事務局(奥むさし飯能観光協会・042-980-5051)や、飯能市観光・エコツーリズム課(042-973-2111)に、足の不自由な方や車いすの方の乗降・駐車の可否、近くの降車場所を問い合わせましょう。当日の状況は年によって異なるため、確認が一番確実です。
- ②規制区域の「外」で降りる:家族に運転してもらい、規制区域のすぐ外で降りる方法です。運転する人は、その後、駐車場に向かえます。降車場所は、事前に地図で目星をつけておきましょう。
- ③メッツァでパーク&ライド:大きな駐車場にゆとりを持って停め、バスやタクシーで駅に向かいます。バスの運行状況と、帰りの時間を事前に確認します。
- ④早い時間に市役所駐車場へ:台数に限りがあるため、午前の早い時間(9時台)を目標にしましょう。満車の場合に備えて、②か③の代替案を用意しておきます。
- ⑤見る場所を絞る:体力に不安がある場合は、日曜の昼の山車総覧(14:20、東町交差点)と、昼の引き合わせ(14:40)を中心に、「ここだけは見る」と決めておくと、移動の負担が減ります。夜の部は、無理をしないことも大切です。
- ⑥タクシーを使う:飯能駅北口のタクシー乗り場から、規制区域外の降車場所までを利用する方法です。祭りの終わりの時間帯は、タクシーも混み合うので、早めの手配をおすすめします。
足腰に不安があるから、ご高齢だから、障害があるから、人混みが心配だから。そう思って、祭りに行くのをあきらめていませんか。飯能まつりは、「ここだけは」と決めて、見る場所と時間を絞れば、無理なく楽しめる祭りです。日曜の昼、東町交差点に11台の山車が揃う14:20の総覧は、ひとつの場所に立っているだけで、祭りの核心に触れられる瞬間です。
西武鉄道は、飯能駅にワイド型改札機、バリアフリートイレ、触知案内板などの設備があることを公式サイトで案内しています(エレベーターの位置や、介助の相談は、西武鉄道お客さまセンター 0570-005-712で確認できます)。迷ったら、まず電話を一本かけてみてください。祭りの音と灯りは、座って聴くだけでも、体にしみわたります。ぜひ、あなたのペースで、飯能の祭りに会いに来てください。
飯能は、都心から約40km、電車なら約1時間で着く町です。出発点や交通手段、天候によって、最適なルートは変わります。ここでは、出発点別・交通手段別・雨の日・帰り道の4つの視点から、できるだけ多くのパターンを整理しました。時刻や所要時間は、必ず当日の乗換案内でご確認ください。
アクセスガイド ― 出発点別・手段別・雨の日のルート
🚃 電車:出発点別
🚶 駅から会場まで
🚗 車・バス
☔ 雨天の場合
🌙 帰り道
飯能まつりは、土曜の市民フェスティバルと、日曜の山車・伝統芸能が主役の日に分かれており、見たいものによって、おすすめの動き方が変わります。ここでは、公式の2026年プログラムに合わせて、日曜1日で山車のハイライトを押さえる「集中プラン」、土曜から2日間通して楽しむ「通しプラン」、小さなお子さんやご高齢の方と過ごす「ゆったりプラン」の3つをご用意しました。
当日タイムスケジュール ― 目的別の3つのモデルプラン
飯能まつりの混雑は、山車総覧と引き合わせの時間帯、そして終演後の駅に集中します。逆に言えば、時間と場所をずらすだけで、快適さは大きく変わります。ここでは、混雑する場所と時間、混雑を避けるコツ、そして「得する」小さな工夫をまとめました。なお、混雑の予想は、公式のプログラムをもとにした筆者の見立てです。
混雑ポイント・穴場情報 ― 時間と場所をずらして賢く楽しむ
混雑が予想される時間と場所(筆者の予想)
| 日時 | 場所 | 混雑度 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 日 14:00~15:00 | 東町交差点 | ★★★★★ | 山車総覧と昼の引き合わせが重なる最大のピーク |
| 日 19:20~20:00 | 飯能駅前通り | ★★★★★ | 夜の引き合わせ。提灯の山車が目当ての人が集中 |
| 日 20:00~21:00 | 飯能駅・駅前 | ★★★★☆ | 終演後、帰りの人が一斉に駅へ向かう |
| 土 19:30~20:30 | 飯能銀座通り | ★★★★☆ | 底抜け屋台の引き合わせ(19:50) |
| 土 12:30~15:00 | まつり本部前~東町交差点 | ★★★☆☆ | オープニングとパレード |
| 日 午前中 | 市街地全体 | ★★☆☆☆ | 居囃子や神輿は始まるが、山車の見せ場前で人出は少なめ |
穴場の活かし方
- 居囃子の座を「休憩所」にする:さがみ典礼駐車場と長寿庵駐車場の居囃子は、沿道の山車より混雑が穏やかです。山車の見せ場の前後に、座って囃子を聴けば、体力を温存できます。
- 昼は東町、夜は駅前通りと「場所を変える」:2026年の日曜は、昼の引き合わせが東町交差点、夜が飯能駅前通りと、場所が違います。同じ場所で粘らずに、時間によって移動すると、新しい角度で見られます。
- 交差点の「少し手前」から見る:交差点の中心は最も混雑しますが、1ブロック手前から望遠レンズで狙うと、人に遮られにくくなります。
- 駅前通りの歩道を活かす:2026年の案内では、駅前通りの歩道には出店ができないため、歩行者が立てる幅が確保されやすいと考えられます。夜の引き合わせを見るなら、有力な場所です。
- 午前中に町を歩く:人出の少ない午前に、神輿や居囃子を見ながら街を歩くと、山車の巡行前の、祭りの準備の空気も感じられます。
混雑を避けるノウハウ
- トイレは早めに:駅や商業施設のトイレは、山車総覧の前後に混み合います。移動の前に済ませましょう。
- 待ち合わせ場所を決めておく:混雑すると、スマートフォンがつながりにくくなることがあります。迷子対策として、小さなお子さんには連絡先を書いたメモを持たせましょう。
- 帰りは「時間をずらす」:20:00の終演直後に駅へ向かうと混雑するので、近くで食事や休憩をして、少し時間をずらして帰る方法があります。
- 駅前通りは歩行者優先で:山車が通る道を空けるのは、安全のための約束です。立ち止まるときは、必ず指示された場所で。
飯能は、祭りだけでなく、山と川と歴史に恵まれた町です。祭りの前後に、少し足をのばすだけで、「せっかくだから、行ってみよう」と思える場所がいくつもあります。ムーミンの世界、紅葉の低山、古刹、河原と、お子さん連れの方にも、大人の散策にも向くスポットを紹介します。
周辺観光スポット ― 祭りの前後に「ついでに寄れる」飯能の名所
標高195mの、飯能のシンボル的な低山です。明治天皇が近衛兵の演習をご覧になったことが、名前の由来とされます。頂上からは、市街地と奥武蔵の山並みを見渡せます。紅葉の見頃は、例年11月下旬~12月上旬で、祭りの時期は、色づきはじめの頃です。
天覧山の麓にある曹洞宗の古刹です。幕末の飯能戦争の際には、本陣が置かれた寺としても知られます。落ち着いた庭と本堂は、祭りの賑わいから離れて心を静めたいときにも向いています。
入間川の清流に面した、飯能の人々の憩いの場です。市街地から歩いて行けるため、祭りの合間に、川風にあたりながらの散策に向いています。11月は水が冷たい時期なので、水遊びよりも、河原の散歩が中心になります。
永正13年(1516)に勧請された、飯能まつりの原点となった神社です。この神社の祭礼が、現在の祭りのルーツです。祭りの歴史を知ったあとに参拝すると、味わいが深まります。
絹織物で栄えた飯能の面影を残す、明治期の店蔵です。縄市や絹織物で栄えた、江戸から明治の飯能の繁栄を、建物から感じられます。
宮沢湖畔にある、ムーミンの世界を体験できるテーマパークと、北欧風の「メッツァビレッジ」です。お子さん連れの祭りなら、「午前はムーミン、午後は山車」という組み合わせも楽しめます。営業日と入園料は、公式サイトで確認してください(2026年秋は、イベント「ハーベスト」を9月12日から開催中)。
飯能の紅葉の催しは、例年11月中旬ごろに開かれるものがあります(公式サイトの催事情報)。祭りの時期は少し早めですが、紅葉の季節に、もう一度訪れる計画を立てるのもおすすめです。
祭りで冷えた体を温めるなら、市内の日帰り温泉がおすすめです。宮沢湖温泉 喜楽里別邸や、名栗地区のさわらびの湯が、公式の観光案内で紹介されています。営業時間は、事前にご確認ください。
飯能市の中心市街地には、宿泊施設の数が多くありません。祭りの2日間を通して楽しむ方や、遠方から来られる方は、早めの予約をおすすめします。池袋から特急で約42分と近いため、満室の場合は、池袋や所沢、川越方面に宿を取り、日帰りで通う方法もあります。ここでは、家族連れ、高齢の方、カップルなど、タイプ別に考え方を整理しました。
宿泊ガイド ― 家族連れ・ご高齢の方・カップル別のおすすめ
飯能まつりに行く前に、多くの方が疑問に思う点を、25の質問にまとめました。日程の数え方、無料で見られるのか、雨の日はどうなるのか、車では行けるのか、小さなお子さんやご高齢の方でも楽しめるのか。気になる質問をタップすると、答えが開きます。
飯能まつり よくある質問25 ― 日程・見どころ・アクセス・持ち物
Q1. 2026年の飯能まつりはいつ開催されますか?
Q2. 毎年11月の第1土日のはずなのに、なぜ2026年は7日・8日なのですか?
Q3. 飯能まつりは見物無料ですか? 有料観覧席や抽選はありますか?
Q4. 雨が降った場合、飯能まつりは開催されますか?
Q5. 飯能まつりの一番の見どころと、その時間を教えてください。
Q6. 参加する山車は何台ですか? どの町内が出ますか?
Q7. 「底抜け屋台」とは何ですか?
Q8. 「引き合わせ」とは何ですか?
Q9. 「居囃子」とは何ですか?
Q10. 「手古舞」や「万灯」とは何ですか?
Q11. 7月の「飯能夏祭り」とは何が違いますか?
Q12. 飯能まつりはいつ始まりましたか? 2026年は第何回ですか?
Q13. 最寄り駅と、駅から会場までの徒歩時間を教えてください。
Q14. 都心(池袋・渋谷・横浜・大宮・八王子)からのアクセスは?
Q15. 車で行けますか? 駐車場はありますか?
Q16. 交通規制はいつ、どこで行われますか?
Q17. 何時ごろ行くのがおすすめですか?
Q18. 夜の部(提灯の山車)は何時からですか? 寒いですか?
Q19. トイレや授乳室、休憩できる場所はありますか?
Q20. 小さな子ども連れでも楽しめますか?
Q21. 車いすやベビーカー、ご高齢の方でも行けますか?
Q22. 写真や動画の撮影で気をつけることはありますか?
Q23. 屋台や出店、食べ歩きはできますか?
Q24. 服装は何を着ていけばいいですか?
Q25. 来年(2027年)の飯能まつりはいつですか?
飯能まつりの会場は、西武池袋線・飯能駅の北口から東へ広がる、中心市街地の通り沿いに点在しています。駅前通り、飯能銀座通り、飯能大通り、飯能中央通りの4本の通りと、東町・広小路・仲町の3つの交差点を押さえておくと、当日の動きがぐっと楽になります。地図で、駅と会場の位置関係を確認しておきましょう。
会場マップと主な会場一覧 ― 駅北口から広がる4つの通り
主な会場一覧(2026年公式プログラムより)
| 会場 | 主な内容 |
|---|---|
| 東町交差点 | 山車総覧、山車引き合わせ(昼)、パレードの終点側 |
| 飯能駅前通り | 山車引き合わせ(夜)、よさこい固定演技、神輿練り歩き(日曜16:15~) |
| 飯能銀座通り | 底抜け屋台の引き合わせ(土曜夜)、よさこい固定演技、三宅太鼓、長寿庵駐車場の居囃子 |
| 広小路交差点 | 喜多川の獅子舞、三宅太鼓、パレードの通過点 |
| 飯能大通り まつり本部前 | オープニングセレモニー、三宅太鼓、神輿練り歩き、赤ちゃんの駅(飯能商工会議所1階) |
| 飯能中央通り | 特設ステージ、市民マルシェ |
| さがみ典礼駐車場 | 居囃子(日曜)、三宅太鼓の一部 |
| 飯能信用金庫中央支店駐車場 | 野外音楽会(土曜) |
| 三井のリパーク駐車場(銀座通り) | 観光物産市場(日曜) |
| 埼玉りそな銀行飯能支店 東側駐車場 | 飯能元気まつり(日曜、東北物産と西川材のPR) |
お問い合わせ先
- 飯能まつり協賛会事務局(一般社団法人 奥むさし飯能観光協会):042-980-5051
- 飯能市 観光・エコツーリズム課:042-973-2111(飯能市役所代表)
- 公式サイト:奥むさし飯能観光協会「飯能まつり」
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。飯能まつりは、神社の祭礼に始まり、一度は忘れられかけながら、人々の手で灯をつなぎ直してきた祭りです。最後に、出発前のチェックリストと、日程の早見表をまとめました。ぜひ、プリントやスクリーンショットでお手元に。
飯能まつり 完全ガイド2026 まとめ ― 出発前の最終チェック
- 開催日を確認した(2026年11月7日(土)・8日(日)、「第2土日」)
- 見たい場面の時間を決めた(日曜14:20 山車総覧/14:40 昼の引き合わせ/19:30 夜の引き合わせ、土曜19:50 底抜け屋台の引き合わせ)
- 電車のルートと所要時間を、乗換案内で確認した
- 車の場合は、パーク&ライドやタクシーなど、代替案を決めた
- 最新の交通規制・天候(雨天決行・荒天中止の判断)を、公式サイトか協賛会事務局で確認した
- 昼食の店と時間を決めた(11:00ごろの早め、または14:30以降)
- 夜の防寒具(ダウンベスト・マフラー・カイロ)を用意した
- 現金(小銭多め)とモバイルバッテリーを用意した
- 小さなお子さん連れは、イヤーマフと連絡先メモを用意した
- トイレと赤ちゃんの駅(飯能商工会議所1階)の場所を、事前に確認した
- 撮影マナー(フラッシュ・三脚・山車の通り道)を、確認した
- 帰りの終電の時刻と、混雑を避ける時間のずらし方を、決めた
- 山車の彫刻や囃子手の手元など、「ここを見る」ポイントを、ひとつ決めた
- 拍手と笑顔で、担い手を応援する気持ちを、持った
日程早見表
| 日付 | 主な内容 | おすすめの時間帯 |
|---|---|---|
| 11月7日(土) | オープニング、パレード、よさこい、野外音楽会、底抜け屋台の巡行と引き合わせ | 13:00~15:00(パレード)/17:00~20:00(底抜け屋台) |
| 11月8日(日) | 神輿、居囃子、獅子舞、三宅太鼓、山車総覧、山車引き合わせ(昼・夜) | 12:40~15:00(昼のハイライト)/19:30~19:50(夜の引き合わせ) |
※この記事の情報は、2026年10月9日時点で、奥むさし飯能観光協会の公式サイト、飯能市の公表資料、文化庁の「まつりの輪」などで確認した内容にもとづきます。プログラムの時間・場所・参加団体・出店者・交通規制は、変更になることがあります。お出かけ前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
飯能まつりの2日間は、笛の音、太鼓の響き、提灯の灯りで彩られます。けれど、その一瞬の輝きの裏側には、何年も前から重ねられてきた修復と稽古、何か月も前から進められてきた準備、そして途切れかけた灯をつなぎ直してきた人々の想いがあります。ぜひ現地で、囃子手の手元や、曳き手の表情、山車の彫刻の細部にも、目を向けてみてください。そして、すばらしい演奏や踊りには、思いきり拍手を送ってください。その拍手が、来年の祭りを支える力になります。

