川越まつり 完全ガイド 2026

蔵造りの町並みを背景に豪華な山車が進み提灯と観客でにぎわう川越まつり 開催月から探す
川越まつり 完全ガイド【2026年版】10月17・18日|曳っかわせ・山車行事を徹底解説

埼玉県川越市 | 「小江戸」の秋を彩る山車行事 | 2026年度

川越まつり完全ガイド 2026

蔵造りの町並みを、絢爛豪華な江戸型山車が練り歩く――
すれ違う山車同士が囃子で競い合う「曳っかわせ」に酔いしれる2日間。

📅 10月17日(土)〜18日(日) 🏯 蔵造りの町並み〜川越氷川神社 🏮 ユネスコ無形文化遺産 🎶 曳っかわせ=夜のクライマックス
01 | 概要・歴史

川越まつりとは?

埼玉県川越市で370年以上受け継がれる、「小江戸」の秋を彩る絢爛豪華な山車行事。江戸の「天下祭」の様式を今に伝える豪華な山車が、蔵造りの町並みを練り歩きます。すれ違う山車同士が正面を向け合い、お囃子で競演する「曳っかわせ」は祭り最大のクライマックス。平成17年(2005年)に国指定重要無形民俗文化財、平成28年(2016年)には「川越氷川祭の山車行事」としてユネスコ無形文化遺産にも登録された、格式ある祭りです。

📅
開催日は「10月第3土曜・日曜」が基本パターン
2026年の川越まつりは10月17日(土)・18日(日)の開催が予定されています。かつては10月14日・15日固定でしたが、平成9年(1997年)より「10月第3土曜とその前日の日曜」という現在の方式に変更されました(川越氷川神社の例大祭は今も10月14日に別途行われます)。詳細なタイムスケジュールや参加山車は、例年9月頃に川越まつり公式サイトで発表されるため、訪問前の最新確認をおすすめします。

起源 ― 川越藩主が氷川神社に奉納した神輿から

川越まつりの起源は慶安元年(1648年)にさかのぼります。当時の川越藩主・松平信綱が、祭りに使う獅子頭や神輿などを川越氷川神社に奉納したのが始まりで、その3年後に初めて神輿が町を練り歩き、後ろに町民が続いたと伝えられています。以来370年以上にわたり、江戸の祭礼文化の影響を受けながら独自に発展し、豪華な山車行事として今日まで受け継がれています。

📅 2026年 開催概要

項目内容
開催日2026年10月17日(土)・18日(日)の2日間
会場蔵造りの町並み(川越一番街)〜川越氷川神社〜川越市役所前を中心とした市街地一帯
山車の数川越市公表の全29台のうち、例年15台前後が参加(年により変動)
入場料無料
文化財指定国指定重要無形民俗文化財(2005年)、ユネスコ無形文化遺産(2016年、「山・鉾・屋台行事」の一つ)
主催川越まつり協賛会(川越市観光課内)

※参加山車数・詳細プログラムは年により異なります。2026年の確定情報は川越まつり公式サイトでご確認ください。

江戸型山車 ― 精緻な彫刻と回転するご神体人形

川越の山車のほとんどは「江戸型(江戸系川越型)」と呼ばれる三層構造で、最上部には町ごとに異なるご神体の人形が飾られます。人形は神話・民話・能・雅楽、さらには徳川幕府や川越藩ゆかりの人物などから題材が選ばれ、その名がそのまま山車の名前になっています。車輪は4輪が主流ですが、珍しい3輪の山車も3台存在します。県指定有形民俗文化財10台、市指定有形民俗文化財1台、川越市登録歴史文化伝承山車7台と、多くが文化財として大切に受け継がれています。

02 | 見どころ

6つの見どころ完全ガイド

2日間を通じて、川越まつりには段階ごとに異なる見どころがあります。押さえておきたい6つのハイライトです。

⛩️神幸祭

氷川の神様が神輿に乗って町を巡行する、現在の山車行事の原型となった伝統儀式。氏子区域を巡ることで、御神徳をいただき、町の繁栄と幸福を祈願します。

📅 1日目 午後
🏮宵山

山車に提灯の灯がともり、各町自慢の「居囃子」を披露。昼間とは違う、しっとりとした情緒の中で山車やお囃子をじっくり楽しめる時間帯です。

📅 1日目 夕方〜夜
🪜鳶のはしご乗り

川越鳶組合による伝統の妙技。梯子の上で繰り広げられる華麗な技が決まるたびに、観客からは大きな拍手と歓声が上がります。

📅 1日目 夕方(会場は年により異なる)
🏛️市役所前山車巡行

川越市役所前に参加する山車が続々と集結。一度に多くの山車を見られる絶好のチャンスで、例年大変な混雑となる人気スポットです。

📅 2日目 午後
🎶曳っかわせ

川越まつり最大の見どころ。山車同士が交差点などですれ違う際、正面(囃子台)を向け合い、囃子の儀礼打ちで挨拶を交わします。勝敗はありませんが、入り乱れるお囃子と提灯の灯りが乱舞する光景は圧巻です。夜になるほど盛り上がりを見せます。

📅 両日 随時、2日目夜が最高潮
🗿山車の彫刻とご神体人形

各山車の腰まわりの彫刻や刺繍幕には、町ごとの個性が光ります。昼と夜で光の当たり方が変わり、印象がガラッと変わるのも魅力です。

📅 曳行の合間・川越まつり会館でも通年展示
💡 効率よく回るコツ ①1日目は「宵山」、2日目は「巡行と曳っかわせ」が軸:1日目は神幸祭と宵山でしっとりと、2日目は市役所前巡行と夜の曳っかわせで盛り上がります。
②曳っかわせは「偶然の出会い」が魅力:決まった時間・場所で行われるものではなく、山車同士が街なかで出会った瞬間に始まります。街を歩きながら探すのも楽しみ方のひとつです。
③山車の現在位置は公式アプリで確認可能:川越まつり公式サイトで案内される専用アプリを使えば、狙った山車を効率よく追いかけられます。
03 | 2日間の流れ

2日間の流れ(近年の実績パターン)

2026年の正式なタイムテーブルは公式サイトでの発表待ちですが、近年の実績パターンを知っておくと当日の動き方をイメージしやすくなります。

🌅 1日目(10月17日・土)神幸祭・宵山

近年実績:午後〜夜 | 厳かな神事から夜の宵山へ
13:00〜14:30頃
神幸祭
川越氷川神社の神様が神輿に乗り、町を巡行する伝統儀式。山車行事の原型となった神事です。
18:00〜19:00頃
宵山
提灯に灯がともった山車が、各町自慢の居囃子を披露。しっとりとした夜の雰囲気を楽しめます。
18:20〜18:40頃
鳶のはしご乗り
川越鳶組合による華麗な妙技が披露されます(会場は年により異なります)。
随時
山車の曳行・曳っかわせ
交通規制範囲内の各所で、随時山車を見ることができます。

🎶 2日目(10月18日・日)本祭・曳っかわせ

近年実績:午後〜夜 | 市役所前巡行から夜のクライマックスへ
随時
各所で山車の曳行・曳っかわせ
巡行エリア(蓮馨寺付近〜川越氷川神社)の各所で、随時山車をご覧いただけます。
13:30〜16:00頃
市役所前山車巡行
参加する山車が川越市役所前に集結。一度に多くの山車が見られる人気の時間帯で、大変混雑します。
18:00〜21:00頃
曳っかわせ(クライマックス)
夜、山車同士のお囃子の競演が最高潮に。若衆の威勢の良いかけ声とともに、提灯とお囃子が乱舞する光景は必見です。
💡 祭礼期間は実は1週間川越氷川祭の正式な祭礼期間は、紅白水引幕を設置する日曜から祭り2日目の日曜までの1週間とされています。街なかに紅白の幕が張られ始めたら、まつりムードの高まりのサインです。
04 | 観覧スポット&撮影

観覧スポット&撮影のコツ

蔵造りの町並みと山車が織りなす景観は、川越まつりならではの魅力。押さえておきたい5つのスポットと撮影のコツを紹介します。

🏆 観覧スポット5選

S
川越市役所前 ― 一度に多くの山車が集結
2日目 午後13:30〜16:00頃
最大の見どころ2日目メイン
参加するほぼ全ての山車が集まる、川越まつり随一の壮観スポット。ただし人気ゆえに大変な混雑となるため、全ての山車をじっくり見たい方は早めの現地入りがおすすめです。
📍 川越市役所前 | 📸 望遠70〜200mm
S
一番街・蔵造りの町並み ― 江戸情緒との共演
両日 随時
フォトジェニック蔵造り建築
黒漆喰の蔵造りが連なる一番街商店街を進む山車は、まさに江戸絵巻さながらの光景。歴史的な町並みと豪華な山車を一緒に撮影できる、川越まつりを象徴するスポットです。
📍 川越一番街商店街 | 📸 標準35〜50mm
A
時の鐘・鐘つき通り周辺 ― シンボルと山車
両日 随時
シンボル記念撮影
小江戸川越のシンボル「時の鐘」をバックに山車を撮影できるスポット。石畳の風情ある通りで、写真映えする一枚が狙えます。
📍 鐘つき通り
A
氷川神社〜蓮馨寺エリア ― 曳っかわせに出会いやすい
両日 随時
曳っかわせ広範囲
山車の巡行エリアは蓮馨寺付近から川越氷川神社まで、かなりの広範囲。適当に歩き回るだけでも複数の山車に出会える可能性が高く、曳っかわせに遭遇するチャンスも豊富です。
📍 蓮馨寺〜川越氷川神社
穴
菓子屋横丁周辺 ― 混雑を避けた食べ歩きスポット
両日
穴場食べ歩き
メインストリートの混雑を避けたい方は、少し外れた菓子屋横丁で食べ歩きを楽しむのもおすすめ。ただし通りが細いため、週末は歩きにくくなることもあります。
📍 菓子屋横丁

📸 場面別撮影設定ガイド

日中の山車巡行:

撮影モード
Av(絞り優先)
シャッター速度
1/250〜1/500秒
ISO感度
100〜400
絞り(F値)
F4.0〜F5.6
焦点距離
35〜85mm

夜の曳っかわせ・宵山:

撮影モード
M(マニュアル)
シャッター速度
1/30〜1/60秒
ISO感度
800〜3200
絞り(F値)
F1.4〜F2.8
ホワイトバランス
電球(2800〜3500K)
💡 撮影テクニック集 ①山車は「正面の人形」だけでなく「腰まわりの彫刻」もセットで:その町ならではの個性が出る部分なので、あわせて撮ると「その町の山車」らしさが際立ちます。
②夜は提灯の光の回り込みに注目:昼とは違う立体的な陰影が生まれ、彫刻がより印象的に写ります。
③曳っかわせは連写で:山車が向き合う瞬間、お囃子が最高潮に達する一瞬を逃さないようにしましょう。
05 | 川越グルメ

川越グルメ 完全ガイド

「川越いも」の名で知られる江戸時代からのさつまいも名産地。蔵造りの町並みや菓子屋横丁では、食べ歩きグルメが充実しています。

🍠川越いも・さつまいもスイーツ
定番

おさつチップ・芋けんぴ

さつまいもを縦長にスライスしたパリパリの「おさつチップ」や、カリカリ食感の「芋けんぴ」。専門店「小江戸おさつ庵」などで味変も楽しめます。

土産

いも恋

厚切りのさつまいもとつぶあんを、山芋ともち粉の生地で包んだおまんじゅう。川越土産としても人気です。

スイーツ

生芋ようかんソフトクリーム

菓子屋横丁の老舗「松陸製菓」の名物。むらさきいもとさつまいものフレーバーがミックスされた、芋尽くしの一品です。

🍵河越抹茶・軽食
ご当地茶

河越抹茶

南北朝時代から「天下の茶処」として知られた川越で、近年新たなブランドとして注目される抹茶。菓子屋横丁のティースタンドなどで味わえます。

軽食

太麺焼きそば

菓子屋横丁エリアで人気の食べ歩きグルメ。もちもちとした太麺が特徴です。

駄菓子

菓子屋横丁の駄菓子

約30軒の駄菓子屋が軒を連ねる菓子屋横丁は、醤油の香ばしい香りやニッキ・ハッカ飴の懐かしい味が漂う、昭和レトロな食べ歩きスポットです。

💡 まつり期間の食べ歩き攻略法 ①菓子屋横丁は午前中が狙い目:週末はすれ違いが難しいほど混むことがあるため、早めの時間帯が歩きやすくおすすめです。
②まつり期間は特に混雑:山車の曳行ルートと重なるエリアは特に人が多くなるため、時間に余裕を持って回りましょう。
③目当ての店は先に確認を:夕方は閉店が早い店もあるため、狙っている店があれば早めに立ち寄るのが安心です。
06 | 服装・持ち物

服装・持ち物ガイド(10月の川越)

10月中旬の川越は秋らしい過ごしやすさが増す時期ですが、長時間の屋外観覧・食べ歩きになるため、歩きやすさと防寒の両方を意識した準備が大切です。

🧥

重ね着できる服装を

日中は過ごしやすくても、夜の曳っかわせを見る頃には冷え込むことがあります。羽織りものを1枚持っておくと安心です。

👟

歩きやすい靴を

石畳の道もあるため、底がしっかりした歩きやすい靴がおすすめです。蔵造りの町並みを長時間歩くことになります。

☔

雨具を用意

雨天決行ですが、荒天の場合は中止となることもあります。折り畳み傘があると安心です。

👜

エコバッグ・トートバッグ

さつまいもスイーツや川越土産など、購入品を入れる袋があると便利です。

🔋

モバイルバッテリー

人混みでスマホの電波がつながりにくくなることもあり、地図アプリや山車位置確認アプリの利用でバッテリー消耗が早まります。フリーWi-Fiの活用もおすすめです。

🪑

はぐれ対策を

18時以降の曳っかわせタイムは特に混雑し移動も困難になるため、グループの場合は待ち合わせ場所を事前に決めておきましょう。

川越まつりは雨天決行ですが、荒天の場合は一部プログラムが中止・変更となることがあります。当日は川越まつり公式サイト・川越市公式X(旧Twitter)で開催情報を確認してください。
07 | 駐車場・交通規制

駐車場・交通規制ガイド

川越まつり期間中、川越駅周辺から氷川神社までの2km以上が歩行者天国になります。車での来場には臨時駐車場の利用が必要です。

交通規制のエリアは年により変わるため、最新情報は川越まつり公式サイトのダウンロード資料や川越市公式X(旧Twitter)で必ず確認してください。
1

🏆 電車での来場 ― 最も確実

会場周辺は広範囲が歩行者天国になるため、公共交通機関での来場が最も確実です。東武東上線・JR川越線「川越駅」、西武新宿線「本川越駅」が最寄りです。

🚃 会場直結💰 規制の影響なし
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🥈 臨時駐車場(市内の学校グラウンド等)

車で来場する場合は、市内の学校グラウンドなどに開設される臨時駐車場を利用します。近年の実績では両日とも8時30分〜22時(施錠23時)の利用が可能でした。グラウンドの状態によっては利用できない場合もあります。

🅿️ 学校グラウンド利用⏰ 8:30〜22:00(施錠23:00)
3

🥇 駐輪場の利用

自転車で来場する場合は、まつり期間中に設置される駐輪場を利用しましょう。詳細な設置場所は公式サイトで案内されます。

🚲 専用駐輪場あり
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会場から離れたコインパーキング+徒歩・電車

臨時駐車場が満車の場合に備え、規制区域から離れたコインパーキングに駐車し、徒歩や電車で会場へ向かう方法も検討しましょう。

📱 事前予約サービスの活用も
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池袋から電車一本で日帰りも可能

東武東上線で池袋駅から川越駅まで約30分。日帰りであれば、そもそも車を使わない計画も現実的です。

🚃 池袋から約30分
08 | アクセス

アクセスガイド ― 池袋から電車一本、約30分

都心からのアクセスが良く、日帰りでも十分楽しめる立地です。

🚉 主要アクセス方法

会場最寄り駅東武東上線・JR川越線「川越駅」、西武新宿線「本川越駅」。いずれも会場(蔵造りの町並み)まで徒歩15分前後です。
池袋から東武東上線で「川越駅」まで急行等で約30分。
新宿から西武新宿線で「本川越駅」まで特急・急行で約1時間前後。
大宮からJR川越線で「川越駅」まで約30分。
車の場合関越自動車道「川越IC」利用が一般的ですが、まつり期間中は会場周辺が広範囲で歩行者天国となるため、臨時駐車場の利用が必要です。
問い合わせ川越まつり協賛会事務局(川越市観光課内) TEL:049-224-5940(平日のみ) / kawagoematsuri.jp
出発地交通手段所要時間
池袋駅東武東上線(急行)約30分
新宿駅西武新宿線(特急・急行)約1時間前後
大宮駅JR川越線約30分
会場最寄り駅→蔵造りの町並み徒歩約15分
09 | スケジュール例

当日タイムスケジュール例

「2日目を満喫する日帰りプラン」と、「1日目からじっくり楽しむ1泊2日プラン」を紹介します。

🎶 2日目満喫プラン(日曜 日帰り)

市役所前巡行+曳っかわせを1日で
午前
蔵造りの町並みを散策
時の鐘や菓子屋横丁を巡りながら、まつり本番に備えます。
昼
川越グルメでランチ
おさつチップやいも恋など、川越名物を味わいながら休憩。
13:30頃〜
市役所前山車巡行を観覧
多くの山車が一堂に会する、川越まつり随一の壮観を楽しみます。
夕方〜夜
曳っかわせを鑑賞
街を歩きながら、山車同士の囃子の競演に出会う瞬間を探します。

🏮 1日目から楽しむ 1泊2日プラン

神幸祭・宵山+本祭をフルに体験
1日目 午後
神幸祭を観覧
氷川神社の神輿が町を巡行する、厳かな伝統儀式を見学。
1日目 夜
宵山・鳶のはしご乗りを鑑賞
提灯に灯がともった山車の居囃子や、鳶職人の妙技を楽しみます。
2日目 午後〜夜
市役所前巡行+曳っかわせを満喫
上記の日帰りプランを参考に、まつり最大の見どころを体感。
10 | 混雑・穴場

混雑ポイント・穴場情報

2日間で約56万人以上(近年実績)が訪れる川越まつり。エリアや時間帯によって混雑度が大きく異なります。

エリア・時間帯混雑度対策・コツ
市役所前(2日目 山車巡行時)★★★ 極混雑全山車を見たいなら早めの現地入りが必須
曳っかわせスポット(両日18時以降)★★★ 極混雑移動も困難になるため、帰りの電車時間に余裕を持つ
一番街・蔵造りの町並み(日中)★★☆ 混雑午前中の早い時間帯は比較的歩きやすい
菓子屋横丁(週末)★★☆ 混雑すれ違いが難しいほど混むことも、午前中がおすすめ
1日目の神幸祭・宵山★☆☆ 比較的空く2日目の本祭ほどの混雑はなく、落ち着いて楽しめる
💡 混雑を避けて楽しむコツ ①1日目(宵山)は狙い目:2日目の市役所前巡行・曳っかわせほどの混雑がなく、しっとりとした雰囲気を楽しめます。
②スマホの電波に注意:人が多すぎて電波がつながりにくくなることがあります(特定キャリアで顕著という報告も)。フリーWi-Fiの活用も検討しましょう。
③はぐれ対策は必須:18時以降は身動きが取りづらいほど混雑するため、グループでの待ち合わせ場所を事前に決めておくと安心です。
11 | 周辺観光

川越まつりとセットで楽しむ! 周辺観光スポット

「小江戸」と呼ばれる川越には、まつり期間以外にも江戸情緒を楽しめるスポットが数多くあります。

🔔時の鐘

寛永年間創建と伝わる、小江戸川越のシンボル。川越市指定文化財の鐘楼から、1日4回時を告げる鐘の音が響きます。記念撮影の人気スポットです。

📍 鐘つき通り
🍬菓子屋横丁

約30軒の駄菓子屋が軒を連ねる、昭和レトロな雰囲気の通り。醤油の香ばしい香りやニッキ・ハッカ飴の懐かしい味が漂います。

📍 一番街から続く路地
⛩️喜多院

徳川家ゆかりの古刹。江戸城から移築されたと伝わる建物もあり、川越大師とも呼ばれる格式高い寺院です。

📍 川越市小仙波町
🏯川越城本丸御殿

川越藩の政治の中心だった川越城の遺構。全国に現存する城郭御殿が少ない中、貴重な建物として公開されています。

📍 川越市郭町
🏘️川越一番街(蔵造りの町並み)

江戸〜明治期の蔵造り建築が約400m続く、1999年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されたエリア。電線も地中化され、江戸時代さながらの景観が広がります。

📍 川越市幸町周辺
🎬川越まつり会館

実物の山車を間近で見学でき、川越まつりの歴史や魅力を1年中体感できる施設。祭り期間以外に訪れる際もおすすめです。

📍 川越市元町2丁目1番地10
12 | 宿泊ガイド

宿泊ガイド ― 川越駅周辺か都心で選ぶ

日帰りも十分可能な立地ですが、まつりを1日目からじっくり楽しみたい方には川越市内または本川越駅周辺の宿泊がおすすめです。

本川越駅・川越駅周辺のホテルビジネス〜高級
会場の蔵造りの町並みに近く、まつりを身軽に満喫できます。西武新宿線「本川越駅」直結のホテルもあり、時の鐘や菓子屋横丁も徒歩圏内です。
📍 川越市中心部🚶 会場まで徒歩圏内
池袋・都内のホテルビジネス〜高級
東武東上線で川越駅まで約30分とアクセスが良く、選択肢の多さが魅力。都内観光とあわせて楽しみたい方におすすめです。
📍 池袋周辺🚃 東武東上線で約30分
💡 宿泊予約のコツ 川越まつりは2日間で約56万人以上(近年実績)が訪れる関東屈指の祭りです。市内の宿泊施設は例年早くから埋まりやすいため、1〜2ヶ月前の予約をおすすめします。
13 | FAQ

よくある質問(FAQ)25問

初めて川越まつりを訪れる方によく寄せられる25問に回答します。

Q1. 川越まつり2026年はいつ開催されますか?
2026年は10月17日(土)・18日(日)の開催が予定されています。「10月第3土曜とその前日の日曜」が基本パターンです。
Q2. 入場料はかかりますか?
無料です。街なかでの観覧はどなたでも自由に楽しめます。
Q3. 「曳っかわせ」とは何ですか?
山車同士がすれ違う際、正面(囃子台)を向け合い、お囃子の儀礼打ちで挨拶を交わす川越まつり最大の見どころです。勝敗はありませんが、入り乱れるお囃子と提灯の光景は圧巻です。
Q4. 山車は何台出ますか?
川越市が公表する山車は全29台ありますが、実際に曳き回されるのは例年15台前後です(年により変動)。2023年は18台が参加しました。市制施行の周年など特別な年には、全29台が参加したこともあります。
Q5. 山車を出さない町はどうなりますか?
山車を出さない年の町は「会所(神酒所)」のみを設営します。川越まつり自体に、山車を出さない「陰祭」という制度はありません。
Q6. 川越まつりはいつから始まりましたか?
起源は慶安元年(1648年)。川越藩主・松平信綱が氷川神社に獅子頭・神輿を奉納し、その3年後に神輿の巡行が始まったと伝えられています。
Q7. なぜユネスコ無形文化遺産に登録されているのですか?
平成28年(2016年)12月、全国33件の「山・鉾・屋台行事」の一つとして、「川越氷川祭の山車行事」の名称でユネスコ無形文化遺産に登録されました。370年以上の歴史と、地域社会による継承の仕組みが評価されています。
Q8. 山車の「江戸型」とはどんな特徴ですか?
三層構造で、最上部にご神体の人形を飾る様式です。人形は神話・民話・能・雅楽、徳川幕府や川越藩ゆかりの人物などから選ばれ、その名前が山車の名前にもなっています。
Q9. 「神幸祭」とは何ですか?
氷川の神様が神輿に乗って町を巡行する、現在の山車行事の原型となった伝統儀式です。1日目の午後に行われます。
Q10. 「市役所前山車巡行」とは?
参加する多くの山車が川越市役所前に一堂に集結する、2日目午後の一大イベントです。一度に多くの山車を見られる人気スポットのため、大変混雑します。
Q11. 会場へのアクセスは?
東武東上線・JR川越線「川越駅」、西武新宿線「本川越駅」が最寄りです。いずれも会場まで徒歩15分前後です。
Q12. 東京から川越まつりへの行き方は?
池袋駅から東武東上線で「川越駅」まで急行等で約30分。新宿駅からは西武新宿線で「本川越駅」まで約1時間前後です。
Q13. 駐車場はありますか?
まつり期間中は市内の学校グラウンドなどに臨時駐車場が開設されます(近年実績:両日8:30〜22:00、施錠23:00)。ただし会場周辺は広範囲が歩行者天国になるため、公共交通機関の利用が推奨されています。
Q14. 雨天でも開催されますか?
雨天決行です。ただし荒天の場合は一部プログラムが中止・変更となることがあります。
Q15. 川越まつりで一番混雑するのはいつですか?
2日目の市役所前山車巡行(午後)と、両日18時以降の曳っかわせの時間帯が最も混雑します。
Q16. 子供と楽しめる企画はありますか?
昼間の巡行や1日目の宵山は比較的落ち着いた雰囲気で、家族連れにもおすすめです。夜の曳っかわせは大変混雑するため、小さなお子様連れは時間帯に注意しましょう。
Q17. 川越まつりのグルメは何がおすすめですか?
おさつチップ、芋けんぴ、いも恋、生芋ようかんソフトクリームなど、川越いもを使ったスイーツが定番です。菓子屋横丁では太麺焼きそばなどの軽食も楽しめます。
Q18. 川越まつりと合わせて観光できるスポットは?
時の鐘、菓子屋横丁、喜多院、川越城本丸御殿、蔵造りの町並み(川越一番街)などが定番です。
Q19. 宿泊はどこがおすすめですか?
会場に近い川越駅・本川越駅周辺が便利ですが、東武東上線でアクセスしやすい池袋周辺も選択肢になります。
Q20. 川越まつりの主催は?
川越まつり協賛会(川越市観光課内)が主催しています。問い合わせ先はTEL:049-224-5940(平日のみ)です。
Q21. どれくらいの人が訪れますか?
近年の実績では、2日間で約56万人以上が訪れるとされています。
Q22. なぜ開催日が「10月第3土日」になったのですか?
平成8年(1996年)までは10月14日・15日固定で開催されていましたが、平成9年(1997年)より現在の「10月第3土曜とその前日の日曜」という方式に変更されました。氷川神社の例大祭自体は、今も10月14日に行われています。
Q23. シルバーガイドツアーとは何ですか?
川越の街を知り尽くしたシルバーガイドが、川越まつりを案内してくれるツアーです。近年は2日目の午前中に開催され、参加費は大人800円、小・中学生400円程度でした。事前申込制のため、詳細は公式サイトで確認してください。
Q24. 山車の現在位置はどうすれば分かりますか?
川越まつり公式サイトで案内される専用アプリで、山車の現在位置を確認できます。狙った山車を効率よく追いかけたい方におすすめです。
Q25. 川越市とはどんな街ですか?
「小江戸」と呼ばれる、江戸時代の面影を色濃く残す城下町。蔵造りの町並みは1999年に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、時の鐘や川越城本丸御殿など、江戸情緒を感じられる史跡が数多く残されています。
14 | アクセス地図

アクセス地図

蔵造りの町並み・川越氷川神社周辺の地図です。川越駅・本川越駅からいずれも徒歩15分前後です。

🏘️ 蔵造りの町並み(一番街) ⛩️ 川越氷川神社 🚆 「川越駅」「本川越駅」 🏛️ 川越市役所

🚉 アクセスまとめ

会場東武東上線・JR川越線「川越駅」、西武新宿線「本川越駅」から徒歩約15分。
池袋から東武東上線急行で約30分。
問い合わせ川越まつり協賛会事務局 TEL:049-224-5940(平日のみ) / kawagoematsuri.jp
15 | まとめ

出発前 最終チェックリスト

この12項目を確認すれば準備完了。江戸の粋を今に伝える、蔵造りの町と山車の競演を存分に楽しみましょう。

  • 開催日(10/17・18予定)を確認し、詳細スケジュールを公式サイトで確認する予定を立てた
  • 交通手段の確認:「川越駅」「本川越駅」から徒歩約15分
  • 宿泊予約を早めに完了済み(川越駅周辺 or 池袋周辺)
  • 会場周辺は広範囲が歩行者天国になると理解し、公共交通機関での来場を計画した
  • 「曳っかわせ」は決まった時間・場所がないと理解し、街歩きを楽しむ心構えができた
  • 市役所前山車巡行(2日目午後)は特に混雑すると理解した
  • 歩きやすい靴・羽織りものを準備した
  • 雨具を荷物に入れた(雨天決行、荒天時は一部変更あり)
  • モバイルバッテリーを準備した(人混みで電波が悪くなることもある)
  • グループの場合、はぐれた際の待ち合わせ場所を決めた
  • 川越グルメ(おさつチップ・いも恋等)の候補店を事前確認
  • 時の鐘・菓子屋横丁など周辺観光の計画も組み込んだ
日程曜日混雑度おすすめな人
2026年10月17日土(1日目)★★☆ 混雑神幸祭・宵山をしっとり楽しみたい方
2026年10月18日日(2日目)★★★ 極混雑市役所前巡行と夜の曳っかわせを満喫したい方

📌 最後にひとこと

川越まつりは、単に山車が街を練り歩くだけの祭りではありません。370年以上にわたり、各町が山車の彫刻や囃子に磨きをかけ続け、蔵造りの町並みとともに大切に守り継いできた、地域の誇りそのものです。すれ違う山車が正面を向け合い、お囃子で挨拶を交わす「曳っかわせ」には、勝ち負けを超えた町同士の敬意が込められています。江戸の粋を今に伝えるこの祭りを、ぜひ現地で体感してください。

最新の日程・行事情報は 川越まつり公式サイト でご確認ください。

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この記事を書いた人

丹野 貴(たんの たかし)

元・青山学院高等部教諭 / 元・青山学院大学講師 / 青山学院大学大学院 修士号取得

長年にわたり高校・大学で教壇に立ち、現在は哲学・政治経済・歴史・日本の文化と祭りなど多彩な分野を探究。「日本の祭り.com」を拠点に日本全国の祭り文化の研究・紹介に取り組んでいる。江戸の祭礼文化と、地域が受け継ぐ無形文化遺産のあり方を教育的視点から発信。

■ 著書:「高校現代社会用語事典」(三省堂・共著)「教育実習総説」(学文社・共著)

川越まつり 完全ガイド 2026年版

本記事の情報は公開時点のデータをもとに作成しています。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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