浅草 酉の市(鷲神社・長國寺) 完全ガイド 2026

浅草の鷲神社と長國寺で大勢の参拝客が訪れ縁起熊手が並ぶ夜の酉の市 開催月から探す
浅草 酉の市(鷲神社・長國寺) 完全ガイド【2026年版】11月7日・19日|熊手の買い方を徹底解説

東京都台東区 | 関東三大酉の市のひとつ | 令和8年(2026)

浅草 酉の市(鷲神社・長國寺) 完全ガイド 2026

威勢のいい手締めの音とともに、福を「かき込む」熊手が並ぶ――
24時間ぶっ通しで賑わう、江戸から続く年の瀬の風物詩。

📅 一の酉 11月7日(土)・二の酉 11月19日(木) ⛩️ 鷲神社・長國寺(隣接) 🏮 熊手商 約150店 🕐 0:00〜24:00 24時間開催
01 | 概要・歴史

浅草 酉の市とは?

毎年11月の「酉の日」に、開運招福・商売繁盛を願って開かれる江戸時代から続く年中行事。中でも浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ)と隣接する長國寺(ちょうこくじ)で開かれる酉の市は、新宿の花園神社、府中の大国魂神社とあわせて「関東三大酉の市」に数えられ、都内で最も賑わう酉の市として知られています。境内から通りまでびっしりと並ぶ熊手商の威勢のいい掛け声と、商談成立を祝う「手締め」の音が響き渡る、年の瀬らしい熱気に満ちたお祭りです。

🐓
2026年は「二の酉」まで、24時間ぶっ通しで開催
酉の市は11月の「酉の日」(十二支に基づく日)に開かれ、年によって2回(二の酉まで)または3回(三の酉まで)となります。2026年(令和8年)は一の酉が11月7日(土)、二の酉が11月19日(木)の2回のみで、三の酉はありません。開催時間は酉の日の午前0時から24時まで、まる24時間。お好きな時間にお参りできます。なお、前日19時頃から長國寺境内近くの露店が一部開く「宵宮」もあります。

由来 ― 神社と寺、2つの言い伝え

鷲神社の社伝によれば、開運・殖産・商売繁昌の神である天日鷲命(あめのひわしのみこと)を祀るこの地に、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東夷征討の際に立ち寄って戦勝を祈願し、勝利しての帰途、社前の松に武具の「熊手」をかけてお礼参りをした日が11月の酉の日だったことから、この日を例祭日と定めたのが酉の市の始まりとされています。一方、隣接する長國寺では、鷲妙見大菩薩(わしみょうけんだいぼさつ)を祀る同寺の縁日として、同じ酉の日に「お酉様」が執り行われてきました。かつては明治維新の神仏分離まで、長國寺は鷲神社の別当寺(管理を担う寺)だったという歴史があり、今も隣り合わせで、神様と仏様の両方に福を祈願する「福めぐり」ができる、他にはない酉の市となっています。

📅 2026年(令和8年)開催概要

項目内容
開催日一の酉:11月7日(土)/二の酉:11月19日(木)
開催時間各酉の日の午前0時〜24時(24時間開催)、前日19時頃から宵宮
会場鷲神社(台東区千束3-18-7)、長國寺(台東区千束3-19-6)
熊手商の数約150店(鷲神社境内〜長國寺周辺)
来場者数例年70〜80万人
入場料無料

※最新情報は浅草・酉の市公式サイトでご確認ください。

熊手はなぜ「福をかき込む」縁起物なのか

縁起熊手を飾る風習は、鷲神社と同じく江戸時代から酉の市が続く足立区花畑の大鷲(おおとり)神社で生まれたと伝わります。かつてこの神社の祭りでは賭博が認められていた時期があり、門前の市では熊手などの農耕具も売られていました。そこから洒落を込めた験担ぎとして、熊手にお札と稲穂を飾ったお守り「かっこめ」が生まれ、次第に「福をかき込む・かっ込む」道具として広まったといわれています。鷲神社・大鳥神社どちらにも「鷲(わし)」の字があることから、「熊手=鷲の爪」に見立てて「運をわしづかみにする」ともいわれます。

02 | 見どころ

6つの見どころ完全ガイド

熊手選びから参拝作法まで、酉の市には他のお祭りにはない独特の楽しみ方があります。押さえておきたい6つのハイライトです。

🍃熊手選びと値切り交渉

おかめや招き猫、鶴亀、小判など縁起物をぎっしり飾った熊手が、1,000円ほどの豆熊手から数十万円の大型品までずらり。予算を伝えて値切り交渉するのが酉の市名物のやりとりです。

売れ筋は1万〜5万円
👏手締め(三本締め)

熊手の商談がまとまると、店主と客、周囲の人々も加わって威勢よく手締め。この掛け声とリズムが、酉の市ならではの活気ある雰囲気を作り出しています。

商談成立のたびに随所で
😺なでおかめ

鷲神社拝殿に安置されているおかめ像。顔の各部位を撫でると金運上昇など様々なご利益があるとされ、多くの参拝者が列をなします。

鷲神社拝殿にて
🏯山門・境内を飾る大熊手

鷲神社・長國寺両方の山門やロビーに飾られる、職人技が詰まった特大の熊手。通常の縁起熊手とは比べ物にならない迫力で、酉の市の顔ともいえる存在です。

両境内の山門・ロビー
🌾かっこめ熊手守り

長國寺で授与される、小さな熊手に稲穂を付けた可愛らしいお守り。「福をかっ込む」という江戸っ子らしい洒落が利いた、江戸時代から変わらぬ縁起物です。

長國寺にて授与
🍡境内・参道の露店

熊手商にまじって、食べ物やおもちゃなど昔ながらの露店も軒を連ねます。夜店を冷やかしながら歩くのも酉の市の醍醐味です。

境内〜参道一帯
💡 効率よく楽しむコツ ①熊手は「小さく始めて毎年大きく」が粋:初めは小ぶりな熊手から始め、商売繁盛とともに毎年ひと回り大きくしていくのが江戸っ子の心意気とされています。
②新しい熊手を買うときは古い熊手を持参:前年に授かった熊手は、長國寺・鷲神社入口の熊手納め所に納めるのが習わしです。
③神社と寺、両方お参りするのが「福めぐり」:隣り合う鷲神社と長國寺、両方を巡ることでより多くのご利益を願えるとされています。
03 | 24時間の流れ

酉の日 24時間の流れ

酉の市は前日の宵宮から始まり、酉の日の0時から24時までまる1日開催されます。時間帯によって異なる表情を楽しめます。

🌆 前日 19:00頃〜 宵宮

長國寺境内近くの露店が一部オープン
19:00頃〜
宵宮スタート
酉の日前日の夜、長國寺境内近くの露店が一部開き、本祭に向けた前夜祭ムードが漂います。

🕐 酉の日 0:00 本祭開始

半鐘・一番太鼓とともに厨子が開かれる
0:00
開催スタート、深夜の一番乗りも
長國寺では午前0時に半鐘・一番太鼓が鳴り響き、鷲妙見大菩薩の厨子の扉が開かれ、白装束の僧侶による迫力ある祈祷が行われます。地元の熱心な参拝者は、この深夜0時を目指して訪れることもあります。
早朝〜午前
比較的落ち着いた時間帯
深夜の熱気が落ち着いた後、早朝から午前中は日中に比べて人出が少なめの時間帯です。
日中〜夕方
熊手商・露店がフル稼働
仕事帰りの参拝者も増え始め、境内一帯がにぎわいを見せます。
夕方〜夜
最大の賑わい
仕事終わりの人々が押し寄せ、境内から参道まで人で埋め尽くされる、1日で最も混雑する時間帯です。
24:00
終了
酉の日の終わりとともに、1日限りのお祭りが幕を閉じます。
💡 一の酉と二の酉、どちらに行く?
比較項目一の酉(11/7・土)二の酉(11/19・木)
曜日土曜日木曜日(平日)
混雑傾向週末のため終日混雑しやすい平日夜は特に混むが、日中は比較的動きやすいことも
ご利益どちらにお参りしても変わらないとされる同左
04 | 観覧スポット&撮影

観覧スポット&撮影のコツ

鷲神社・長國寺という隣接する2つの会場だからこそ、それぞれ違った見どころがあります。押さえておきたい5つのスポットと撮影のコツを紹介します。

🏆 観覧スポット5選

S
鷲神社境内 ― なでおかめと熊手商の熱気
24時間
なでおかめ熊手御守
参拝後に「熊手御守(かっこめ)」を頂き、境内の熊手店を見て回るのが定番コース。なでおかめの列にも並んでみましょう。
📍 台東区千束3-18-7 | 📸 標準35〜50mm
S
長國寺境内 ― 厳かな祈祷と大熊手
24時間
深夜0時の祈祷かっこめ熊手守り
鷲妙見大菩薩を祀る本堂での祈祷や、山門を飾る大熊手が見どころ。「かっこめ熊手守り」の授与も長國寺ならではです。
📍 台東区千束3-19-6
A
両社寺をつなぐ熊手商の通り ― 商談を眺めて歩く
日中〜夜
熊手商約150店手締めの音
鷲神社と長國寺の間を埋め尽くす熊手商の通り。あちこちで交わされる値切り交渉と手締めの掛け声を眺めて歩くだけでも楽しめます。
📍 鷲神社〜長國寺の間の通り
A
上野駅の大熊手 ― 出発前のフォトスポット
酉の市期間中
駅ナカ展示出発前に立ち寄れる
酉の市の時期になると、JR上野駅の中央改札付近に大熊手が展示されることがあります。会場へ向かう前に立ち寄ってみるのもおすすめです(展示の有無・時期は年により異なります)。
📍 JR上野駅 中央改札付近
穴
早朝〜午前中 ― 混雑を避けたい人の穴場時間帯
酉の日 早朝〜午前
穴場時間帯落ち着いて参拝可
深夜0時の熱気が落ち着いた後、早朝から午前中にかけては比較的落ち着いて参拝・熊手選びができる時間帯です。
📍 鷲神社・長國寺境内

📸 場面別撮影のコツ

日中の熊手商・境内:

撮影モード
Av(絞り優先)
シャッター速度
1/125〜1/250秒
ISO感度
100〜400
絞り(F値)
F4.0〜F5.6
焦点距離
標準35〜50mm

夜の露店・熊手商:

撮影モード
Av〜M
シャッター速度
1/30〜1/60秒
ISO感度
800〜3200
絞り(F値)
F2.8〜F4.0
ホワイトバランス
電球(2800〜3500K)
💡 撮影テクニック集 ①手締めの瞬間は連写で:商談成立の一本締めは一瞬の出来事、連写で狙いましょう。
②大熊手は見上げるアングルで:山門を飾る特大熊手は、下から見上げると迫力が増します。
③熊手店の撮影は一声かけてから:営業中の店先を撮る際は、購入客の迷惑にならないよう配慮しましょう。
05 | 浅草グルメ

浅草グルメ 完全ガイド

酉の市の境内・参道には食べ物の露店も並びます。あわせて浅草ならではのグルメも楽しみましょう。

🍡境内・参道の露店グルメ
屋台

お好み焼き・焼きそば

熊手商の合間に、昔ながらの屋台グルメが軒を連ねます。寒い夜にぴったりの温かい一品です。

屋台

りんご飴・べっこう飴

甘いお菓子の少なかった江戸時代から、祭りの露店で親しまれてきた定番スイーツです。

🍜浅草の名物グルメ
名物

人形焼

浅草寺周辺で古くから親しまれる、あんこ入りのカステラ生地のお菓子。仲見世通りには老舗が並びます。

名物

雷おこし

浅草の代表的な土産菓子。パリッとした食感の米菓子で、お土産にも人気です。

グルメ

もんじゃ焼き・どぜう鍋

浅草ならではの郷土料理も豊富。酉の市の帰りに立ち寄るのもおすすめです。

💡 まつり期間の食事攻略法 ①寒い夜は温かい屋台グルメで:11月の夜は冷え込むため、温かい食べ物で体を温めるのがおすすめです。
②浅草寺方面まで足を延ばすのも一案:鷲神社・長國寺から浅草寺周辺までは少し距離がありますが、あわせて訪れる人も多いエリアです。
③混雑時は食べ歩きより着席がおすすめ:夜のピーク時は境内・参道が大変混雑するため、周辺の飲食店で座って食事するのも快適です。
06 | 服装・持ち物

服装・持ち物ガイド(11月の浅草の夜)

11月の夜は冷え込みが本格的になる時期。特に深夜0時の参拝や夜のピーク時間帯を狙う場合は、しっかりとした防寒対策が欠かせません。

🧥

しっかりした防寒着を

夜の屋外での長時間参拝になるため、コートやマフラー、手袋などの防寒対策を万全に。

👟

歩きやすい靴を

混雑した境内・参道を長時間歩くことになるため、履き慣れた靴がおすすめです。

💰

現金を多めに

熊手商での交渉・購入は現金が基本です。お守りや露店グルメの支払いにも備えて多めに用意しましょう。

👜

大きめのバッグ

熊手を購入する場合、持ち帰り用にある程度余裕のあるバッグがあると便利です。

🍚

使い捨てカイロ

深夜・早朝の参拝を予定している場合は特に、カイロがあると体感温度が変わります。

🔋

モバイルバッテリー

写真撮影や混雑時の情報確認でスマホのバッテリー消耗が早くなります。

酉の市期間中、境内・参道は大変混雑します。特に夜のピーク時間帯は人混みで身動きが取りづらくなることもあるため、小さなお子様連れの場合ははぐれないよう十分注意してください。
07 | 駐車場・交通規制

駐車場・交通規制ガイド

会場周辺は住宅街の細い道が多く、専用駐車場は用意されていません。公共交通機関での来場が基本です。

会場周辺は道幅が狭く、酉の市期間中は歩行者であふれるため、車での来場は現実的ではありません。近隣のコインパーキングも数が限られ、夜間は満車になりやすい点にご注意ください。
1

🏆 東京メトロ日比谷線での来場 ― 最も確実

「入谷駅」から徒歩約7分、「三ノ輪駅」から徒歩約9分。いずれも会場周辺の細い道を歩くだけでアクセスでき、車の心配が不要です。

🚇 入谷駅・三ノ輪駅💰 駐車場不要
2

🥈 つくばエクスプレス「浅草駅」からのアクセス

つくばエクスプレス「浅草駅」からは徒歩約8分。台東区の浅草(雷門周辺)とは別の駅ですので、乗り換え時は注意しましょう。

🚃 TX浅草駅から徒歩8分
3

🥇 都営バスの利用

都営バス(日暮里〜錦糸町系統)の「竜泉」バス停から徒歩約2分。電車の駅からやや離れた場所に宿泊している場合に便利です。

🚌 竜泉バス停から徒歩2分
4

浅草寺方面からの徒歩移動

浅草寺・雷門周辺から鷲神社・長國寺までは徒歩でもアクセス可能な距離です(20〜30分程度)。あわせて浅草観光を楽しみたい方におすすめです。

🚶 浅草寺から徒歩20〜30分
5

タクシーの利用も選択肢に

夜間や荷物が多い場合(熊手を購入した後など)は、タクシーの利用も検討しましょう。ただし会場周辺の道路混雑には注意が必要です。

🚕 荷物が多い場合に
08 | アクセス

アクセスガイド ― 入谷駅・三ノ輪駅が便利

東京メトロ日比谷線の2駅からアクセスできる、都心からも訪れやすい立地です。

🚉 主要アクセス方法

最寄り駅東京メトロ日比谷線「入谷駅」徒歩約7分、「三ノ輪駅」徒歩約9分。
つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩約8分。
バス都営バス(日暮里〜錦糸町系統)「竜泉」バス停から徒歩約2分。
浅草(雷門)方面から浅草寺周辺から徒歩約20〜30分。あわせて浅草観光を楽しむのもおすすめです。
問い合わせ浅草鷲神社・酉の寺長國寺 / torinoichi.jp
出発地交通手段所要時間
入谷駅東京メトロ日比谷線徒歩約7分
三ノ輪駅東京メトロ日比谷線徒歩約9分
浅草駅(TX)つくばエクスプレス徒歩約8分
竜泉バス停都営バス徒歩約2分
09 | スケジュール例

当日タイムスケジュール例

「夜の賑わいを楽しむプラン」と、「早朝の落ち着いた時間帯を狙うプラン」を紹介します。

🎆 夜の賑わい満喫プラン

熱気の中で熊手商談を楽しむ
17:00頃
入谷駅・三ノ輪駅から会場へ
仕事帰りの参拝者と一緒に、賑わい始めた境内へ向かいます。
17:30〜18:30
鷲神社を参拝、なでおかめへ
熊手御守を頂き、なでおかめで金運祈願。
18:30〜20:00
熊手商めぐり・値切り交渉
お気に入りの熊手を見つけて、値切り交渉と手締めを体験します。
20:00頃〜
長國寺を参拝、露店グルメで温まる
かっこめ熊手守りを授かり、屋台の温かい食べ物で締めくくります。

🌅 早朝の落ち着いた時間帯を狙うプラン

混雑を避けてじっくり参拝
早朝〜午前
比較的空いている時間帯に参拝
深夜の熱気が落ち着いた早朝から午前中は、比較的ゆったりとお参りできます。
午前中
熊手選びをじっくり
混雑が少ないため、熊手商の方とゆっくり話しながら選べます。
午後
浅草観光へ
時間が合えば、浅草寺・仲見世通りなど周辺観光にも足を延ばせます。
10 | 混雑・穴場

混雑ポイント・穴場情報

例年70〜80万人が訪れる浅草の酉の市。24時間開催だからこそ、時間帯によって混雑度が大きく変わります。

時間帯混雑度対策・コツ
夕方〜夜(17時〜21時頃)★★★ 極混雑仕事帰りの参拝者で境内・参道が埋め尽くされる、1日で最も混む時間帯
深夜0時前後(本祭開始時)★★☆ 混雑熱心なファン・地元の方が集まるが、夕方ほどではない
早朝〜午前中★☆☆ 比較的空く1日の中で最も落ち着いて参拝できる時間帯
二の酉(平日・木曜)の日中★☆☆ 比較的空く一の酉(土曜)に比べ、平日日中は動きやすいことも
💡 混雑を避けて楽しむコツ ①24時間開催を活かして時間をずらす:混雑が苦手な方は、早朝や午前中の時間帯を狙いましょう。
②平日の二の酉も選択肢に:木曜開催の二の酉は、日中であれば土曜の一の酉より落ち着いていることがあります。
③夜の熱気を楽しみたいならあえて18時〜20時台に:混雑覚悟で、酉の市らしい熱気と賑わいを満喫するのもひとつの楽しみ方です。
11 | 周辺観光

酉の市とセットで楽しむ! 周辺観光スポット

浅草エリアには、酉の市とあわせて楽しめる観光スポットが数多くあります。

⛩️浅草寺・仲見世通り

都内屈指の観光名所。雷門から続く仲見世通りには、人形焼や雷おこしなどの老舗が軒を連ねます。鷲神社・長國寺から徒歩20〜30分程度です。

📍 台東区浅草2丁目
🗼️東京スカイツリー

浅草エリアから見渡せる東京の新しいランドマーク。夜のライトアップも見どころです。

📍 墨田区押上
🏮合羽橋道具街

調理器具から食品サンプルまで揃う、プロも愛用する道具街。鷲神社からもアクセスしやすいエリアです。

📍 台東区松が谷周辺
🏯吉原大門跡

江戸時代の遊郭・吉原の名残を伝える史跡。鷲神社・長國寺のすぐ近くに位置し、界隈の歴史を感じられます。

📍 台東区千束4丁目
12 | 宿泊ガイド

宿泊ガイド ― 浅草・上野エリアが便利

深夜0時の参拝や早朝の穴場時間帯を狙うなら、会場に近い浅草・上野エリアでの宿泊がおすすめです。

浅草エリアのホテルビジネス〜高級
浅草寺観光とあわせて楽しみたい方におすすめ。鷲神社・長國寺まで徒歩や電車でアクセスしやすいエリアです。
📍 台東区浅草周辺🚶 会場まで徒歩20〜30分程度
上野エリアのホテルビジネス〜高級
選択肢が豊富で、東京メトロ日比谷線でも会場にアクセスしやすいエリア。深夜・早朝の参拝を狙う方にも便利です。
📍 台東区上野周辺🚇 日比谷線でアクセス
💡 宿泊予約のコツ 浅草酉の市は例年70〜80万人が訪れる人気行事です。特に一の酉(土曜)にあたる年は、周辺の宿泊施設が早めに埋まることがあります。早めの予約をおすすめします。
13 | FAQ

よくある質問(FAQ)25問

初めて酉の市を訪れる方によく寄せられる25問に回答します。

Q1. 浅草酉の市2026年はいつ開催されますか?
2026年(令和8年)は一の酉が11月7日(土)、二の酉が11月19日(木)の2回開催されます。三の酉はありません。
Q2. 入場料はかかりますか?
無料です。境内・参道での参拝や見物はどなたでも自由に楽しめます。
Q3. 開催時間は何時から何時までですか?
酉の日の午前0時から24時まで、24時間ぶっ通しで開催されます。前日19時頃から一部露店が開く「宵宮」もあります。
Q4. 「一の酉」「二の酉」「三の酉」とは何ですか?
11月に巡ってくる「酉の日」のうち、1回目を一の酉、2回目を二の酉、3回目を三の酉と呼びます。年によって酉の日が2回の年(二の酉まで)と3回の年(三の酉まで)があります。
Q5. どの酉の市にお参りしても同じご利益ですか?
はい。鷲神社の公式見解でも、何の酉にお参りしてもご利益は変わらないとされています。ご都合の良い日にお参りください。
Q6. 鷲神社と長國寺、どちらに行けばいいですか?
両方隣接しているため、あわせて参拝する「福めぐり」がおすすめです。鷲神社では神様に、長國寺では仏様に、それぞれ異なるご利益を祈願できます。
Q7. 熊手はいくらくらいで買えますか?
1,000円程度の小さなものから数十万円の大型品まで幅広く、売れ筋は1万円〜5万円程度です。値切り交渉で価格が決まります。
Q8. 熊手の値切り方は?
まず予算より少し低めの金額を伝えて交渉を始めるのが一般的です。稲穂や名入れの看板などのオプションも交渉に含められます。商談成立後は「手締め」で祝うのが習わしです。
Q9. 前年の熊手はどうすればいいですか?
新しい熊手を買う際は、前年の熊手を持参し、長國寺と鷲神社入口にある熊手納め所に納めます。
Q10. なでおかめとは何ですか?
鷲神社拝殿に安置されているおかめ像です。顔の各部位を撫でることで、金運上昇など様々なご利益があるとされています。
Q11. 酉の市はいつから始まった行事ですか?
鷲神社の社伝によれば、日本武尊が東夷征討の戦勝祈願とお礼参りをした日が11月の酉の日だったことから、この日を例祭日に定めたのが由来とされます。江戸時代から庶民に親しまれる行事として発展しました。
Q12. なぜ熊手が縁起物なのですか?
足立区花畑の大鷲神社発祥の風習とされ、農具の熊手にお守りを飾ったことから「福をかき込む・かっ込む」道具として広まりました。「鷲の爪」に見立てて「運をわしづかみにする」という意味合いもあります。
Q13. 関東三大酉の市とは何ですか?
浅草の鷲神社・長國寺、新宿の花園神社、府中の大国魂神社で開催される酉の市を指します。中でも浅草は最も規模が大きく賑わうとされています。
Q14. 会場へのアクセスは?
東京メトロ日比谷線「入谷駅」から徒歩約7分、「三ノ輪駅」から徒歩約9分です。つくばエクスプレス「浅草駅」からも徒歩約8分です。
Q15. 駐車場はありますか?
専用駐車場は用意されていません。会場周辺は道幅が狭く大変混雑するため、公共交通機関の利用をおすすめします。
Q16. 雨天でも開催されますか?
基本的に雨天決行です。熊手商・露店の一部は天候により営業状況が変わることがあります。
Q17. 一番混雑するのはいつですか?
酉の日の夕方から夜(17時〜21時頃)が最も混雑します。仕事帰りの参拝者が集中する時間帯です。
Q18. 子供と一緒でも楽しめますか?
早朝や午前中の比較的空いている時間帯であれば、家族連れでも楽しめます。夜のピーク時間帯は大変混雑するため、小さなお子様連れは注意が必要です。
Q19. 酉の市のグルメは何がおすすめですか?
境内・参道の露店グルメに加え、浅草の名物である人形焼や雷おこしもおすすめです。
Q20. 酉の市と合わせて観光できるスポットは?
浅草寺・仲見世通り、東京スカイツリー、合羽橋道具街などが定番です。
Q21. 宿泊はどこがおすすめですか?
会場に近い浅草・上野エリアが便利です。深夜・早朝の参拝を予定している場合も、この2エリアがアクセスに優れています。
Q22. 酉の市の主催は?
浅草鷲神社と酉の寺・長國寺がそれぞれ主催しています。両者は隣接していますが、別々の宗教法人です。
Q23. どれくらいの人が訪れますか?
鷲神社の酉の市には、例年70〜80万人が訪れるとされています。
Q24. かっこめ熊手守りとは何ですか?
長國寺で授与される、小さな熊手に稲穂を付けたお守りです。「福をかっ込む」という洒落が込められた、江戸時代から続く縁起物です。
Q25. 台東区とはどんな街ですか?
浅草寺や仲見世通りで知られる、江戸情緒あふれる下町エリア。鷲神社・長國寺のある千束エリアも、吉原大門跡など歴史的な見どころが点在する、江戸の面影を残す街です。
14 | アクセス地図

アクセス地図

鷲神社・長國寺周辺の地図です。東京メトロ日比谷線「入谷駅」から徒歩約7分です。

⛩️ 鷲神社 🏯 長國寺 🚆 「入谷駅」「三ノ輪駅」 🏮 吉原大門跡

🚉 アクセスまとめ

会場東京メトロ日比谷線「入谷駅」から徒歩約7分。
つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩約8分。
問い合わせ浅草鷲神社・酉の寺長國寺 / torinoichi.jp
15 | まとめ

出発前 最終チェックリスト

この12項目を確認すれば準備完了。江戸から続く「福をかき込む」年の瀬の風物詩を、心ゆくまで楽しみましょう。

  • 開催日(一の酉11/7・二の酉11/19)を確認した
  • 24時間開催であることを理解し、訪れる時間帯を決めた
  • 交通手段の確認:「入谷駅」「三ノ輪駅」から徒歩7〜9分
  • 宿泊予約を早めに完了済み(浅草 or 上野エリア)
  • 専用駐車場がないと理解し、公共交通機関での来場を計画した
  • 熊手の予算・サイズのイメージを決めた
  • 前年の熊手がある場合は持参する準備をした(熊手納め所へ)
  • 本格的な防寒着を準備した(11月の夜は冷え込む)
  • 現金を多めに用意した(熊手購入・露店は現金が基本)
  • 大きめのバッグを準備した(熊手の持ち帰り用)
  • 浅草グルメ(人形焼・雷おこし等)の候補を事前確認
  • 浅草寺・仲見世通りなど周辺観光の計画も組み込んだ
日程曜日混雑度おすすめな人
2026年11月7日土(一の酉)★★★ 極混雑(特に夜)週末に酉の市らしい熱気を体感したい方
2026年11月19日木(二の酉)★★☆ 混雑(平日日中は比較的動きやすい)平日を活かして落ち着いて参拝したい方

📌 最後にひとこと

浅草の酉の市は、単に熊手を買う市ではありません。1年の無事に感謝し、来る年の幸を願う――江戸の庶民が大切にしてきたその気持ちが、値切り交渉の駆け引きや手締めの掛け声、なでおかめへの祈りの一つひとつに息づいています。神様と仏様、両方に福を祈願できる「福めぐり」を通じて、年の瀬の江戸情緒をぜひ現地で味わってください。

最新の日程・行事情報は 浅草・酉の市公式サイト でご確認ください。

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この記事を書いた人

丹野 貴(たんの たかし)

元・青山学院高等部教諭 / 元・青山学院大学講師 / 青山学院大学大学院 修士号取得

長年にわたり高校・大学で教壇に立ち、現在は哲学・政治経済・歴史・日本の文化と祭りなど多彩な分野を探究。「日本の祭り.com」を拠点に日本全国の祭り文化の研究・紹介に取り組んでいる。江戸庶民が育んだ縁起担ぎの文化と、年中行事に込められた願いを教育的視点から発信。

■ 著書:「高校現代社会用語事典」(三省堂・共著)「教育実習総説」(学文社・共著)

浅草 酉の市(鷲神社・長國寺) 完全ガイド 2026年版

本記事の情報は公開時点のデータをもとに作成しています。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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