多治見まつり 完全ガイド 2026

祭りの参加者や山車、提灯、華やかな武者行列と地域のにぎわいを描いた多治見まつりのアイキャッチ画像。 開催月から探す
多治見まつり 完全ガイド【2026年版】|時代行列とオリベの陣を徹底解説
JAPAN FESTIVALS GUIDE

多治見まつり完全ガイド 2026 ― 美濃焼の町に蘇る、晩秋の戦国絵巻

多治見国長・土岐頼兼ら、この地にゆかりの武将に扮した時代行列が、晩秋の東濃路を練り歩く――40年以上続く市民手作りのお祭りを徹底解説します。

⚔️ 多治見国長ゆかりの時代行列 🏺 美濃焼の町・オリベの陣 📅 2026年版 完全ガイド
01 | 概要・歴史

多治見まつりとは?

岐阜県多治見市で、毎年11月3日(文化の日)に開催される市民手作りのお祭り。2026年で第54回を数える、40年以上の歴史を誇るイベントです。美濃焼の産地として知られるこの町が、1年に一度、鎌倉時代末期の武将たちの姿をまとい、晩秋の東濃路に小さなタイムスリップを起こします。

多治見国長(たじみくになが)・土岐頼兼(ときよりかね)ら、この地にゆかりの深い武将に扮した行列が、晩秋の東濃路に戦国絵巻を繰り広げます。市長・議長・区長が3武将に扮し、華やかな公募の奥方役がこれに続きます。

多治見国長とはどんな人物か

多治見まつりの主役の一人、多治見国長は、実は単なる創作上のキャラクターではありません。鎌倉時代末期、1324年(正中元年)に起きた「正中の変(しょうちゅうのへん)」という歴史的事件に、実在の武士として名を連ねた人物です。当時、後醍醐天皇は鎌倉幕府の打倒を志し、側近の公家である日野資朝・日野俊基らとともに、ひそかに討幕の計画を進めていました。この計画に加わった武士の一人が、美濃国(現在の岐阜県南部)を拠点としていた土岐頼兼であり、その縁者とされるのが多治見国長でした。

計画は事前に幕府方に漏れてしまい、京都の六波羅探題によって多治見国長の邸宅が急襲されるという事態に発展します。国長は奮戦の末に最期を遂げたと伝えられ、後醍醐天皇自身は「計画とは無関係である」と釈明して罰を免れたものの、国長をはじめとする武士たちは大きな代償を払うこととなりました。結果としてこの正中の変は未遂に終わりますが、後醍醐天皇はその後も倒幕への意志を曲げず、数年後にはついに鎌倉幕府を滅ぼす原動力となっていきます。多治見まつりの時代行列は、こうした歴史の大きなうねりの中で、郷土のために立ち上がった一人の武士を偲ぶという側面も持っているのです。

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多治見には似た名前の祭りが複数あります
多治見市では「たじみ陶器まつり」(毎年4月第2週の土日、本町オリベストリート中心、全国から約15万人が来場)、「みんなでてりゃあ夏まつり」(8月、千人みこしやダンスコンテスト)、そして近年は秋に開催時期が移った「多治見市制記念花火大会」など、似た雰囲気のイベントが複数あります。本記事で扱う「多治見まつり」は、11月3日の時代行列を中心とした、これらとは別のお祭りです。検索の際はご注意ください。

時代行列には、ボーイ・ガールスカウトが扮する可愛らしい少年武者や虫の垂れ姿の子供たちも続き、太鼓・踊り・鼓笛など市民によるパレードが賑やかに彩りを添えます。多治見市のマスコットキャラクター「うながっぱ」も、仲間のキャラクターと一緒にパレードに参加する人気者です。歴史の重みと、市民の手作りの温かさが同居しているのが、このお祭りの一番の魅力だといえるでしょう。

02 | 見どころ

多治見まつり 5つの見どころ

市民手作りならではの、温かみある見どころをご紹介します。一つひとつは決して大規模なものではありませんが、だからこそ見る人との距離が近く、沿道から声をかけたくなるような親しみやすさがあります。

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時代行列

市長・議長・区長が扮する3武将と、公募で選ばれた華やかな奥方役が行列の主役です。普段はスーツ姿の行政のトップが甲冑をまとう、年に一度だけの貴重な光景でもあります。

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少年武者・虫の垂れ

ボーイ・ガールスカウトが扮する可愛らしい子供たちの姿も、行列を彩る人気の一幕です。小さな武者たちの一生懸命な表情に、沿道から温かい拍手が送られます。

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太鼓・踊り・鼓笛パレード

武者行列の前後に続く、市民参加による賑やかなパレードです。地元の小中学校や各種サークルが日頃の練習の成果を披露します。

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うながっぱの登場

多治見市の人気マスコットが、仲間のキャラクターとともにパレードに参加します。子供連れの来場者にとりわけ人気の撮影スポットです。

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オリベの陣

本町オリベストリートで開催される、グルメ・パフォーマンス・体験が揃う特設会場です。時代行列とはまた違う、町歩き型の楽しみが待っています。

これら5つの見どころは、いずれもJR多治見駅から徒歩圏内に集まっているため、一日のうちに無理なく回ることができます。午前の行列から午後のオリベの陣まで、多治見のまち全体がゆるやかなお祭りの舞台になるのが、このお祭りならではの体験といえるでしょう。

03 | 当日のプログラム

2026年 当日のプログラム

毎年11月3日(文化の日)、10:00〜16:00に開催されます。2026年は11月3日(火・祝)となる見込みです。1日限りのお祭りですが、午前の行列と午後のオリベの陣、それぞれに異なる表情があるため、朝から夕方まで飽きることなく過ごせます。

午前 10:00〜

市役所本庁前からスタート
10:00
時代行列 出発
市役所本庁前を出発し、多治見駅方面へ向けて行列が進みます。甲冑姿の武将たちが隊列を整える瞬間から、すでに祭りの高揚感が伝わってきます。
「おまつり広場」オープン
JR多治見駅前に、グルメや催しが集まる「おまつり広場」が開かれます。行列を見送った後の休憩場所としても重宝します。

日中

オリベの陣も同時開催
本町オリベストリートで「オリベの陣」
グルメ、パフォーマンス、体験など楽しいイベントが繰り広げられます。古い町並みを歩きながら、時代行列とはまた違った雰囲気を味わえます。

16:00 終了

1日限りのお祭り
閉会
多治見駅周辺での行列・各催しが終了します。夕暮れ前に穏やかに幕を閉じるのも、このお祭りらしい締めくくり方です。
💡 ご注意詳細な時刻や行列のルートは年によって多少変わることがあります。最新情報は多治見まつり実行委員会事務局の公式情報でご確認ください。
04 | 観覧スポット&撮影設定

観覧スポット&撮影設定ガイド

行列は無料で観覧できます。有料観覧席は設けられていません。大規模な祭りと違い、場所取りに神経質になる必要がないのも、このお祭りの気楽な魅力の一つです。

S
市役所本庁前〜多治見駅のルート沿い
行列のメインルート
📍無料⏰10:00〜
日ノ出町から音羽町にかけて行列が進みます。沿道のどこからでも無料で観覧でき、特に出発直後の市役所本庁前付近は隊列が整然としていて見応えがあります。歩道の幅にゆとりがあるため、小さなお子様連れでも無理なく観覧できる点も安心材料です。
A
JR多治見駅前「おまつり広場」
グルメと催しが集まる拠点
📍無料休憩にも便利
行列観覧の合間に、食事や休憩を取りやすいエリアです。駅前という立地の良さから、電車で訪れる方の待ち合わせ場所としても機能しています。
A
本町オリベストリート「オリベの陣」
美濃焼の町並みで楽しむ
📍無料📷古い町並みが絵になる
明治〜昭和の商家や蔵が残る情緒あるストリート。写真映えするスポットとしてもおすすめで、時代行列の装束とこの町並みを組み合わせて撮影すると、ひときわ趣のある一枚になります。

場面別撮影設定ガイド

時代行列(昼間)
シャッター速度 1/250秒
ISO200〜400 / F5.6
オリベストリートの町並み
シャッター速度 1/125秒
ISO200〜400 / F8(風景)

行列は比較的ゆっくりとしたペースで進むため、一眼レフでなくてもスマートフォンで十分に臨場感のある写真が撮れます。沿道の人出もそれほど多くないため、三脚を使ってじっくり構図を決めることも可能です。

05 | グルメガイド

多治見まつり周辺グルメガイド

おまつり広場・オリベの陣の屋台グルメに加え、多治見ならではのご当地グルメもご紹介します。美濃焼の器文化が根付くこの町では、料理そのものだけでなく、それを盛り付ける器にも注目すると、また違った楽しみ方ができます。

🎪おまつり広場・オリベの陣のグルメ

① 定番の祭り屋台グルメ――焼きそば、たこ焼き、フランクフルトなど、おまつり広場に定番の屋台が並びます。子供から大人まで気軽に食べ歩きを楽しめるラインナップです。

② 本町オリベストリートのカフェ・飲食店――蔵をリノベーションした店で、ゆったりと食事やお茶を楽しめます。古い梁や土壁を生かした内装も見どころの一つです。

③ 地元飲食店の特別メニュー――祭りの日限定の企画を行う店もあります。地元の人に混じって一杯、という過ごし方も良いものです。

🍵多治見・東濃地方のご当地グルメ

④ 美濃焼の器で味わう料理――食器生産全国シェア5割以上を誇る美濃焼の器で、料理も一段と美味しく感じられます。普段使いの器からとっておきの一品まで、幅広い価格帯の美濃焼が町のあちこちで販売されています。

⑤ 五平餅――東濃地方の郷土料理。香ばしい味噌だれが人気で、祭りの屋台やオリベストリートの店先で香ばしい匂いを漂わせています。

⑥ 栗きんとん――隣接する中津川・恵那エリアが有名な、秋にぴったりの和菓子です。ちょうど11月は栗の収穫シーズンとも重なります。

⑦ 寒天料理――岐阜県は寒天の生産量が多く、寒天を使った甘味も楽しめます。さっぱりとした口当たりは、食べ歩きの合間の一息にもぴったりです。

⑧ 地元の日本酒・地ビール――東濃地方の地酒で、祭りの一日を締めくくるのもおすすめです。

立ち寄り推奨

本町オリベストリート

美濃焼ショップやギャラリー、カフェが集まる約400mの散策コース。祭りの合間の食事や買い物にぴったりです。

06 | 服装・持ち物ガイド

服装・持ち物ガイド

11月上旬の多治見は朝晩の冷え込みが始まる時期です。日中との気温差に注意しましょう。盆地特有の地形から、朝夕は平野部より冷え込みやすい傾向もあります。

服装の基本

  • 歩きやすい靴、日中は軽装・朝晩は羽織りもので調整できる服装
  • 屋外中心のイベントのため、天候に応じた上着を用意する
  • 念のため折りたたみ傘を携帯する

コスメ・美容対策

  • 秋の乾燥対策に保湿力の高いクリームやリップクリームを携帯する
  • 長時間の屋外観覧でも崩れにくい保湿系の下地を使用する
  • 手指の乾燥対策にハンドクリームを持参する

持ち物チェック

  • 飲料水、軽食、モバイルバッテリー
  • カメラ(時代行列・古い町並みともに撮影ポイントが豊富です)
  • 現金(屋台や一部の店は現金のみの場合が多い)
07 | 駐車場・交通手段ランキング

駐車場・交通手段ランキング

会場はJR多治見駅のすぐそばです。公共交通機関の利用がおすすめですが、公共交通の便が限られる地域から訪れる方のために、車でのアクセス情報も詳しくご紹介します。

1

JR中央本線「多治見駅」

行列・各会場ともに駅からすぐの立地です。名古屋方面からもアクセスしやすい駅です。

2

多治見市役所本庁前駐車場

市役所が休庁となる祝日は、無料で利用できる可能性があります(平日利用時は庁舎利用者向けのため確認が必要です)。11月3日は祝日にあたるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。

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周辺の有料駐車場

多治見駅周辺には民間の有料駐車場も点在しています。

行列のルートとなる市役所本庁前〜多治見駅周辺は、当日交通規制がかかる可能性があります。マイカーでの来場は、周辺の駐車場利用を前提に計画しましょう。

どうしても車で行きたい場合は

電車の乗り換えや駅からの移動が難しい方もいらっしゃると思います。足腰に不安がある方、小さなお子様が複数いらっしゃる方、あるいは遠方から日帰りで来場される方など、事情は様々です。そうした方には、以下のような工夫も考えられます。

  • 市役所本庁前駐車場など、会場に近い駐車場を事前に確認しておく
  • 行列ルートの中でも混雑の少ない区間(おまつり広場から離れたエリアなど)を観覧ポイントに選ぶ
  • 介助が必要な場合は、同行者が先に駐車スペースを確保しておく時間差作戦をとる
  • 事前に多治見まつり実行委員会事務局(0572-23-2636)へ、配慮が必要な来場者向けの対応について問い合わせておく
08 | アクセスガイド

アクセスガイド

出発地別・天候別のアクセスパターンをまとめました。名古屋という大きな交通結節点から近いことも、多治見まつりの訪れやすさの一因です。

名古屋方面から

JR利用名古屋駅から中央本線快速で多治見駅まで約30〜40分

車の場合

高速道路中央自動車道「多治見IC」から市街地・本町オリベストリートまで約3km

雨天時の対応

時代行列小雨決行が基本ですが、荒天時は内容が変更・中止される場合があります
09 | 当日タイムスケジュール

当日タイムスケジュール 3つのモデルプラン

10:00〜16:00の1日で楽しめる、同行者別のおすすめプランをご提案します。いずれのプランも、名古屋から日帰りで十分に楽しめる無理のない行程です。

①子供と一緒プラン

10:00 市役所本庁前で時代行列の出発を見学 → 10:30 少年武者やうながっぱの登場を見送る → 11:30 おまつり広場で早めの昼食 → 13:00 本町オリベストリートで陶芸体験(事前予約がおすすめ)を楽しむ → 15:00頃、落ち着いた時間に撤収。子供の集中力が続く範囲で、無理のないペース配分を意識するのがコツです。

②カップルプラン

10:00 時代行列をゆったり観覧 → 12:00 本町オリベストリートのカフェでランチ → 13:30 美濃焼ショップやギャラリーを巡る → 15:00 オリベの陣のパフォーマンスを鑑賞、という美濃焼の町歩きも楽しめるコースです。お揃いの美濃焼の器をお土産に選ぶのも、記念になる過ごし方です。

③高齢者と一緒プラン

10:00 比較的近い場所から時代行列を観覧 → 11:00 おまつり広場で休憩しながら軽食 → 12:30 陶都創造館でゆったり館内見学 → 14:00頃、混雑する前に会場を離れる。短時間での移動を中心にし、座って休める場所をこまめに挟むプランです。

10 | 混雑ポイント・穴場情報

混雑ポイント・穴場情報

知っていると差がつく、混雑回避のコツをご紹介します。

おまつり広場や行列の出発地点付近は、お昼前後に特に混み合います。
穴場としては、本町オリベストリートは行列のメインルートから少し離れているため、落ち着いた雰囲気で祭りの余韻を楽しめます。古い町並み散策とあわせてゆっくり過ごすのもおすすめです。

市民手作りの地域密着型のお祭りのため、全国規模の祭りに比べると全体的に混雑は穏やかな傾向があります。人混みが苦手な方でも、比較的落ち着いて行列を観覧できるのは、このお祭りの隠れた長所といえるでしょう。

11 | 周辺観光スポット

周辺観光スポット

祭りのついでに立ち寄りたい、美濃焼の町・多治見ならではの見どころです。いずれも行列のルートからそう遠くないため、1日の中で無理なく組み合わせられます。

🏺本町オリベストリート

古田織部ゆかりの名を持つ、約400mの歴史的な散策コースです。美濃焼の器を扱う店が軒を連ね、お気に入りの一品探しに時間を忘れてしまいます。

🏛️陶都創造館

美濃焼ショップ・ギャラリー・博物館「多治見商人物語」などが集まる拠点施設です。多治見の商都としての歴史を学べる展示も充実しています。

🍁虎渓公園

飛騨・美濃さくら33選にも選ばれた公園。11月は紅葉も楽しめ、祭りとあわせて秋の多治見を満喫できます。

🎨セラミックパークMINO

現代陶芸美術館を併設した、陶磁器をテーマにした複合文化施設です。国際的な陶芸作品に触れられる貴重な場所です。

12 | 宿泊ガイド

宿泊ガイド

日帰りでも楽しめる規模の祭りですが、周辺観光とあわせて宿泊するのもおすすめです。1泊すれば、翌日はゆっくりと紅葉や陶磁器めぐりに時間を使えます。

多治見駅周辺のビジネスホテル徒歩圏・ファミリー向け
会場まで徒歩圏内の立地で、子供連れや高齢者との旅行にも便利です。
名古屋市内のホテル広域観光と組み合わせに
名古屋からJRで30〜40分とアクセスが良く、名古屋観光とあわせるプランにもおすすめです。
13 | よくある質問

よくある質問

多治見まつりについて、よく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 多治見まつりとはどんな祭りですか?
岐阜県多治見市で毎年11月3日(文化の日)に開催される、多治見国長・土岐頼兼ら地元ゆかりの武将に扮した時代行列が中心の市民手作りのお祭りです。40年以上の歴史があり、2026年で第54回を迎えます。大規模な観光イベントというより、地域の人々が手作りで育ててきた温かみのあるお祭りです。
Q2. 2026年の開催日はいつですか?
毎年11月3日(文化の日)に開催されており、2026年は11月3日(火・祝)となる見込みです。開催時間は10:00〜16:00です。
Q3. 他の多治見の祭りと何が違いますか?
多治見市には「たじみ陶器まつり」(4月)、「みんなでてりゃあ夏まつり」(8月)、「多治見市制記念花火大会」(近年は秋開催)など複数のイベントがあります。「多治見まつり」は11月3日の時代行列を中心とした、これらとは別のお祭りです。検索の際は開催時期で見分けるとわかりやすいでしょう。
Q4. 多治見国長とはどんな人物ですか?
鎌倉時代末期、1324年の「正中の変」という討幕計画に加わった実在の武士です。土岐頼兼とともに計画に参加しましたが、事前に発覚し、六波羅探題の急襲を受けて最期を遂げたと伝えられています。多治見まつりは、この郷土の武士を偲ぶ意味合いも持っています。
Q5. 観覧は無料ですか?
はい、無料です。有料観覧席は設けられていません。沿道のどこからでも気軽に観覧できます。
Q6. 「オリベの陣」とは何ですか?
本町オリベストリートで開催される特設会場で、グルメ・パフォーマンス・体験などが楽しめます。古い町並みの中で、時代行列とはまた違った雰囲気を味わえます。
Q7. 時代行列にはどんな人物が登場しますか?
多治見国長・土岐頼兼らに扮した市長・議長・区長の3武将、公募の奥方役、少年武者や虫の垂れ姿の子供たちなどが登場します。
Q8. うながっぱとは何ですか?
多治見市の人気マスコットキャラクターです。祭り当日は仲間のキャラクターと一緒にパレードに参加し、子供たちに人気の撮影スポットになっています。
Q9. アクセスに便利な駅はどこですか?
JR中央本線「多治見駅」です。会場はすべて駅から徒歩圏内です。名古屋駅から快速で約30〜40分とアクセスも良好です。
Q10. 駐車場はありますか?
11月3日は祝日のため市役所が休庁となり、多治見市役所本庁前駐車場が無料で利用できる可能性があります。確定情報ではないため公式サイトでのご確認をおすすめします。
Q11. 雨天でも開催されますか?
小雨決行が基本ですが、荒天時は内容が変更・中止される場合があります。
Q12. 子供連れでも楽しめますか?
はい。少年武者やうながっぱの登場など、子供が楽しめる要素も多くあります。混雑も比較的穏やかなため、小さなお子様連れでも安心です。
Q13. どのくらい混雑しますか?
地域密着型のお祭りのため、全国規模の祭りに比べると混雑は比較的穏やかな傾向があります。
Q14. おすすめのグルメはありますか?
おまつり広場の定番屋台グルメのほか、美濃焼の器で味わう地元料理、東濃地方の郷土料理「五平餅」などがおすすめです。
Q15. 本町オリベストリートとはどんな場所ですか?
明治〜昭和の商家や蔵をリノベーションした、美濃焼ショップやギャラリー、カフェが並ぶ約400mの散策コースです。
Q16. 写真撮影におすすめのスポットはどこですか?
行列が練り歩く市役所本庁前〜多治見駅のルート沿いと、古い町並みが残る本町オリベストリートがおすすめです。
Q17. 多治見まつりはいつから始まりましたか?
40年以上の歴史があり、2026年の第54回から逆算すると1970年代前半に始まったとみられます。
Q18. 周辺に観光スポットはありますか?
本町オリベストリート、陶都創造館、紅葉の名所「虎渓公園」、陶磁器文化の複合施設「セラミックパークMINO」などがあります。
Q19. 多治見は何で有名な町ですか?
食器類生産で全国シェア5割以上を誇る美濃焼の産地として知られています。夏には最高気温40.9度を記録した「日本一暑い町」としても有名です。
Q20. 宿泊するならどのあたりがおすすめですか?
多治見駅周辺が徒歩圏で便利です。名古屋市内に宿泊し、日帰りで訪れる方法もあります。
Q21. 多治見市制記念花火大会との関係はありますか?
同じ多治見市のイベントですが別の祭りです。花火大会は近年、開催時期が夏から秋に移っており、2026年は10月18日(日)に予定されています。
Q22. たじみ陶器まつりとの違いは何ですか?
たじみ陶器まつりは毎年4月第2週の土日に本町オリベストリートを中心に開催される、全国から約15万人が訪れる陶器の祭典です。多治見まつり(11月)とは開催時期も内容も異なります。
Q23. 陶芸体験はできますか?
本町オリベストリート周辺には美濃焼の陶芸体験ができる施設もあります。事前予約をおすすめします。
Q24. 名古屋から日帰りできますか?
はい。名古屋駅からJR中央本線快速で約30〜40分とアクセスが良く、日帰りで十分楽しめます。
Q25. 初めて訪れるなら何を中心に見るべきですか?
まずは10:00からの時代行列を観覧し、その後本町オリベストリートの「オリベの陣」で美濃焼の町並みとグルメを楽しむのがおすすめです。
14 | 会場マップ

会場マップ

主な会場は、多治見市役所本庁前からJR多治見駅、そして本町オリベストリートにかけてのエリアです。

時代行列のルート、おまつり広場(多治見駅前)、オリベの陣(本町オリベストリート)はいずれも徒歩圏内に集まっているため、まとめて楽しむことができます。地図を見ながら、自分なりの回り方を事前にイメージしておくと、当日スムーズに動けます。

15 | まとめ

まとめ 出発前 最終チェックリスト

美濃焼の町に蘇る晩秋の戦国絵巻、多治見まつりへ出かける前に、最後にこのリストをご確認ください。

  • 2026年の正式な開催詳細を多治見まつり実行委員会事務局の情報で確認する
  • 他の多治見のイベント(陶器まつり・夏まつり・花火大会)と混同していないか確認する
  • 宿泊する場合は多治見駅周辺または名古屋市内のホテルを予約する
  • 朝晩の冷え込みに対応できる服装を準備する
  • 保湿系のコスメで秋の乾燥対策をしておく
  • 歩きやすい靴を選ぶ
  • モバイルバッテリーを満タンにしておく
  • 時代行列の観覧ポイントを事前に決めておく
  • 現金を多めに用意する(屋台や一部の店は現金のみの場合が多い)
  • 本町オリベストリートでの陶芸体験を希望する場合は事前予約を検討する
  • 虎渓公園など紅葉スポットも組み合わせた予定を立てる
  • 美濃焼の器を使ったグルメ情報を事前にチェックしておく
項目内容
開催日(2026年見込み)11月3日(火・祝)
開催時間10:00〜16:00
主な会場市役所本庁前〜多治見駅、本町オリベストリート
最寄り駅JR中央本線「多治見駅」
最後にひとこと

700年近く前、この地で郷土のために立ち上がった一人の武士の物語を、現代の市民たちが装束をまとい、太鼓を鳴らして語り継いでいく。地元の人々が長年守り続けてきた、手作りの温かさが伝わる多治見まつり。華やかさだけでなく、市民一人ひとりの愛情が詰まったお祭りの空気を、ぜひ現地で感じてみてください。

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この記事を書いた人

丹野 貴(たんの たかし)

元・青山学院高等部教諭 / 元・青山学院大学講師 / 青山学院大学大学院 修士号取得

高校・大学で長年教壇に立った経験を活かし、現在は哲学・歴史・政治経済・教育・日本文化などを探究しながら、その成果を複数のブログで発信中。
このブログは、日本人が長い歴史の中で育んできた「美意識」と「共同体意識」、先人から受け継いだ土地と文化を仲間と共に守り次の世代へ渡していくという「心意気」と「矜持」が込められた日本の祭りを、できるだけ多くの人に知ってもらいたい、という想いを込めて運営しています。

■ 著書:「高校現代社会用語事典」(三省堂・共著)「教育実習総説」(学文社・共著)

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